外車の最高峰!?RRのホットハッチ!ルノー「トゥインゴ」GT登場

  • 2017/10/20
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絶滅希少種である、RRレイアウト

絶滅希少種である、RRレイアウト

以前、最後の国産RRとして先代スバル「サンバー」について書きました。

そこで、ポルシェ博士が考案・実用したというRRの優位性や、その後廃れるに至った経緯について述べていますが……まあ、一言で表すと時代に合わなくなったということで、国産のRR車は絶滅してしまったということですね。

そして、今時RRなんて異形のレイアウトを採用している車なんてポルシェ「911」ぐらい、それも意地になったポルシェが造り続けているだけ、とも書いたのですが、その後、意外な車がRRレイアウトであることを知り、非常に驚いたのです。

 

成功とはいえなかった初代と2代目

成功とはいえなかった初代と2代目

今時RRレイアウトの車、その名はルノー「トゥインゴ」。
初代のデビューは1992年、100万円ちょっとで買えるフランス車として、結構な話題を呼んだものの、ホンダ「トゥデイ」を連想させる外観や、室内スペースが狭いことなどの理由で、好セールスを上げることなく終了しました。

そして2代目がデビューしたのが2007年、正規輸入がなかなかされなかった初代と比べると、本国フランスでの発表間もなくルノー・ジャポンが取扱いを始めたり、最初から右ハンドル車が設定されるなど、なかなか本気で売りに来たのです。
しかし何ともいえない平凡な仕上がりに、熱心なルノーファンですらそっぽを向くという惨敗ぶり。気がつくと初代を下回るという、寂しいセールスに終わったのです。

 

3代目トゥインゴがRRを採用した理由

そして、3代目トゥインゴが発表されたのが2014年なのですが……。
以前からアナウンスされていた通りレイアウトはRRを採用。変わった物好きの犬助は、そこで強くトゥインゴに惹かれることとなりました。

なぜ、ルノーはこの期に及んでRRを採用したのか? その理由の一つに回転半径を小さくすることが挙げられます。

FFはエンジンや変速機をフロントに集中させているので、ハンドルを大きく切れないという弱点があります。様々な機構がじゃまになって、タイヤの切れ角を大きく取ることができないのです。
しかしRRレイアウトなら、機構は全てリアに積まれますから、タイヤの切れ角を大きく取れる、つまり小回りがきくということなのです。

 

ホットモデル「GT」も登場!!

ホットモデル「GT」も登場!!

他にも機構がない分、ノーズをコンパクトにできるから前方の見切りがいいとか、クラッシャブルゾーンを広く取れるので正面衝突時の安全性が高いとか、メリットは色々あるのです。

しかし、この新型トゥインゴの場合、RRの最大のメリットはデザイン性にあると犬助は思うのです。

FFの場合は様々な物をフロントに詰め込む必要がありますから、どうしてもフロントにボリュームが来るデザインになってしまい、それは野暮ったさにつながります。
しかし、RRのトゥインゴの場合フロントは抑えて、リアにボリュームが来るデザインとすることに成功しているのです。
その外観は、なかなかスマートでカッコイイ。トゥインゴならではのものといえるのです。

そして!!今年9月にラインナップに加わったのがトゥインゴのターボモデル「GT」です。
控え目にリアに開いたエアインテークもアクセントとなった魅惑の一台。これでいてお値段は224万円といいますから、先日紹介した新型「スイフト・スポーツ」とも充分戦える価格帯。
いや、特別リッチでもない犬助にも手が出る価格帯といってよいでしょう。

これに加えて新型スマートとか、妙にホットハッチの世界が活性化しています。やっと、時代が犬助に追いついたか?と、ほくそ笑む日々。次の車はどれにしよう、そして奥さんをどうやって説得しよう?!

この記事の作者

アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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