四輪駆動車ってこんなに良いんだぜ!その魅力を改めて…
- 2017/08/01
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四輪駆動車のおさらいをしておこう
四輪駆動車とは、その名のとおり、四つの車輪が駆動する=自分で動く車のことです。え?どの車も車輪は四つとも回っているぞ!だから、車はどれも四輪駆動だろ!!というオヤジがいるかもしれません。しかし、一般的な乗用車では二輪駆動が多い事実があります。二輪駆動でも車輪は四つとも回っています。ただ、駆動する二輪が押す力または引く力で回っているだけで、自ら動いているわけではありません。つまり、駆動する二輪がなければ回らない車輪となってしまいます。
四輪駆動車ではなく二輪駆動車が多い理由は、二輪が動けばその辺の道路なら十分に走行可能だからです。しかし、ぬかるみや不整地などの悪路を走行する場合は、二論駆動ではパワー不足となりやすく安定した走行が難しくなります。そこで、四輪駆動車の出番です。
四輪駆動車であれば、二論駆動車が二つの車輪で処理しなければならない負荷などに対して、四つの車輪であたることができます。そのため、走りが安定しやすくなり、厳しい路面でも力を発揮しやすくなります。前後どちらかが空回りしたとしても、もう一方が路面を捉えてくれる為、乗員に安心感があるのも魅力です。
それなら、二輪駆動をやめて全車四輪駆動にすれば良さそうなものです。しかし、駆動輪と非駆動輪では駆動輪の方にコストがかかるのは当然のこととなります。多くは整備された舗装道路を走るわけですから、殊更に高価な四輪駆動にする必要がありません。従って、二輪駆動が主流であることはこの先も変わりないでしょう。
できれば四輪駆動に乗りたい
さて、普段の運転では二輪駆動車しか乗っていないオヤジにとって、四輪駆動が必要となる場面は想像しにくいかもしれません。しかし、意外と乗車シーンはあるものです。四輪駆動車には、フルタイムとパートタイムがあります。共稼ぎの奥さんの勤務形態ではありません。フルタイム四駆とは、文字通り常時四輪駆動です。一方、パートタイム四駆とは、平時は二輪駆動で走りつつ、有事に四駆にチェンジするタイプをいいます。また、この切り替えを車が自動的に行う方式の車もあります。これまで、二輪駆動で運転しにくい路面状況があったなら、四駆が解決してくれる可能性も大です。
つまり、用途としてはいまのままでも、パートタイム四駆を選択して普段は二輪駆動で走り、区間によって悪路を走る際に四駆にするという使い方ができます。二輪駆動車では行けなかった場所へも車で行けるようになり、生活の幅が広がるのもメリットです。乗る時間を確保できるのであれば、思い切ってオフロード仕様車に挑戦してみるのも面白いでしょう。でも、四駆は燃費が良くないから嫌だというオヤジには、最近の車はどれも燃費性能が上がっているといっておきます。
燃費よりも眼前で切実な問題は、車両本体価格自体が高いことでしょうか。こればかりはどうしようもありません。しかし、いまや軽自動車にも四駆がある時代です。その気になれば、四駆のメリットを享受することが容易になっているといえます。カッコいいオヤジなら、間違いなく活動範囲を広げてくれる四駆に一度は乗ってみたいものです。