車のエコドライブで本当に燃費は良くなるのか?
- 2017/06/29
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エコ運転とは何か?
国土交通省を中心にして、エコドライブの普及と推進が行われていることを知っているオヤジがどれだけいるでしょうか。知らなかったオヤジも多いことと推察します。エコ運転、エコドライブとは、お堅いお役所用語でいえば、環境負荷の軽減に配慮した自動車の使用だそうです。ようするに、地球に優しい運転ということですね。では、具体的にはどのような運転になるのでしょうか。
ここに、「エコドライブ10のすすめ」というものがあります。興味があるオヤジは検索すれば出てきますので見てみましょう。簡単に触れておきますと、急発進しないでゆっくりスタートすることや、速度の急激な変化を避けるために十分な車間距離をとる運転、エアコンの使用やアイドリングなど、エコにつながると思われる運転上の注意点が10個載っています。
このエコドライブ10のすすめは、警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省からなるエコドライブ普及連絡会が策定しているものです。これだけのお役所が本気ですすめる10個ですから、きっとエコであることは間違いないでしょう。
そこで、オヤジには燃費面でどの程度のメリットがあるのかが気になりますよね?エコであることは燃料を使わないことですから、かなりの燃費向上を期待するのも自然な流れです。
使い方次第で劇的な燃費改善効果が
まず、車の燃費を計測する場合、完全に同じ条件でないと意味がないとは言わないまでも、信憑性に問題が生じます。しかし、一般のオヤジにはテスト用の環境やテストコースなどを用意することは不可能です。従って、一般道でなるべく同じ条件になるように配慮するしかありません。
つまり、同一ルート、同一曜日、同一時間帯などの条件下で、エコ運転をしない場合とした場合の燃費を比較するのです。それでも、道路の込み具合やトラブル、天候などで比較が難しくなる面が残ります。そのため、データはあくまでも参考程度に考えたほうが良いかも知れません。
そんななかで、エコ運転を試してみた報告をネット上で見ることができます。なかには、2割3割当たり前の劇的な向上を見せたものもあります。大きいのは、車の運行に負荷を与えないことです。自転車をこぐことを考えれば分かりますが、タイヤの空気圧が減っていれば、推進に燃料を多く使うことになります。
エアコンをフルに動かしていれば、燃料を多く消費しますし、アクセル全開にすれば燃料を余計に消費します。エコドライブ10のすすめは、まったくもって理にかなったものです。そして、エンジンがかかっていなければ燃料を使うことがないことから、アイドリングストップの効果が大きいようです。アイドリングストップを積極的にやっているオヤジがどの程度いるかはわかりませんが、試してみると良いでしょう。ただ、一般のキーを回す車ではやりにくいかも知れません。ブタンプッシュでエンジンスタートする車なら楽にできそうです。車の買い替え時には、この辺りも考慮したいですね。