これでもまだ吸う?人の見た目を破壊するタバコの害悪
- 2018/01/04
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アンチエイジングするための大前提
今の世の中、女性だけでなく男性の間でもアンチエイジング活動が盛んになっています。確かに実年齢よりも遥かに若く見える男性は増えていますし、これは健康に関するたくさんの正しい知識が広く知れ渡った結果であると言えるでしょう。
「若く見える」または「肉体年齢が若い」というのは取りも直さず「健康である」ことの証左です。健康であるからこそ見た目も肉体年齢も若々しくいられるわけです。逆に言えば不健康な人は決してアンチエイジングには成功しないわけですね。
さて、では健康であるためには日頃からどのような生活行動に気を使っていれば良いのでしょうか。マルチビタミン&ミネラルのようなサプリメントを欠かさず飲む事が大切なのでしょうか。あるいは、定期的な運動習慣が必須となるのでしょうか。
たしかにそういった努力や工夫も重要です。栄養状態が悪ければ健康ではいられませんし、筋肉量の多い肉体はエネルギッシュな雰囲気を周りに与えることができます。
しかし、それ以前にもっともっと重要な事があるのです。それが「喫煙」と「飲酒」です。この二つはどちらもアンチエイジングにとっては大敵。そして健康にも百害あって一利なしなのです。
「老け」の最大要因はタバコと酒!
酒も最近になって、飲酒する量が少なければ少ない程健康リスクが低いことが証明されました。一昔前の「適量であればむしろ健康に良い」という説は完全に覆されたのです。
ただ、飲酒よりももっと深刻なのは喫煙です。それはナゼか。デンマークで行われた研究によると、喫煙の習慣がある人は「老けのサイン」が外見に現れるのが、非喫煙者よりも有意に早いとのこと。これは特に顔の目や耳に顕著だそうです。
もう少し具体的に研究結果を紹介すると、喫煙者には「眼球の白濁」「上まぶたに出来る眼瞼黄色腫」「フランク徴候と呼ばれる耳たぶの深い襞」が生じる率が高いという結果になりました。内臓や血管に対するタバコの害悪は誰もが知るところですが、外見的な悪影響についてもかなり深刻だと言えるでしょう。
喫煙者の代表的な顔
喫煙習慣のある人はおおよそ顔面に以下のような変化が現れます。
・顔の皮膚が灰色にくすむ
・喫煙者独特の深いシワが刻まれる
・唇の色が青い、もしくは紫
・声がかすれてガラガラ声になる
また、口臭や体臭も喫煙者は独特で、非喫煙者からするとちょっと近づいただけでも不快に感じられる人が多いのです。本人は気づいていないでしょうし、他人も気を使ってなかなか指摘してはくれないでしょうが、周囲の人はほぼ確実に不快感を覚えています。
営業職(自動車販売)として働いている筆者の知人の場合、タバコを止めて半年くらい経過した頃から明らかに営業成績が向上したそうです。これもおそらくはタバコの臭いによる不快感を、お客さんに対して与えることがなくなったからでしょうね。
なぜタバコは見た目に悪い?
タバコを吸ってニコチンやタールを摂取すると、抹消の血管を過剰に収縮させると同時に大量の活性酸素が発生します。これによってビタミンCが破壊され血色も悪化してしまうのです。
また、タールはダイレクトに肌をどす黒く変色させる作用がありますし悪臭の原因にもなります。このようなタバコの外見に対する悪影響を知っていると、カッコつけてタバコを吸っている人を見てもただのバカとしか感じられなくなります。駅やショッピングモールの喫煙室は、大量のバカが集まって互いに細胞を破壊しまくっている真っ最中というわけです。
電子タバコもやっぱりダメ
タバコの代替えとして最近人気なのが電子タバコです。ICOSなどが有名ですね。ただ残念ながら日本呼吸器学会は2017年の3月、電子タバコも体に対しては有害であるとキッパリと公式発表してしまいました。
電子タバコを吸うことでニコチンや有害物質を吸引していると考えられるためです。
電子タバコでも体に対する悪影響からは逃れられません。もう大人しくキッパリ禁煙してしまうのが大人のとるべき正しい道だと言えるのではないでしょうか。