今ならまだ間に合う!認知症予防にも役立つ栄養素とは!
- 2017/08/28
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人生最大の恐怖 「痴呆」を防ぐ食べ物
人間の体内にある臓器の中で、最も重要な物と言えばやはり「脳」でしょう。極端な話、心臓も含めて脳以外の臓器は全て人工物に置き換えることがそう遠くない未来には実現可能とされています。しかし、これまでの人生を記憶し、自分が自分であるためのアイデンティティの源である「脳」は、他の何物にも代える事はできないのです。
そして、この脳は老化の影響を最も顕著に受けやすい部分であるとも言えます。脳は筋肉ではありませんから鍛えることができません。では、脳の老化は防ぐことはできないのでしょうか。
近年、脳にどのような栄養素を与えれば老化を食い止め認知症や健忘症を予防出来るのかが少しずつ明らかになってきました。
オヤジ世代の我々としては今回ご紹介する食品やサプリを日頃からしっかりと摂取し、脳を末永く元気で若々しく維持し続けるよう頑張らなくてはいけませんね。
脳を守る栄養素とは
オックスフォード大学で実施された研究によれば、認知症を発症する可能性の高い高齢者に「葉酸・ビタミンB6・ビタミンB12」を配合したサプリメントを投与した場合、投与しなかったグループと比較して脳の萎縮度に約7倍の差が発生したとのことです。
これにより、高齢者であっても普段の食事にマルチミネラル・ビタミン(MVM)と呼ばれるサプリメントをプラスすることが極めて有用である事が明らかとなりました。日本人の多くは「体調が悪い時」や「疲労が溜まっている時」だけ、一時的にサプリメントを服用する人が多いのですが、毎日しっかりと栄養を補給することが脳の若さ維持にも役立つという事実は知っておくべきでしょうね。
また、ホスファチジルセリンという栄養素(サプリ)は脳内の神経伝達物質を正常に保つ働きがあります。これも1日に0.3gを複数回に分けて摂取する事で脳の異常を食い止める効果が見込めるのです。
この食品とサプリを摂れ!
まずオススメなのはブルーベリーです。ブルーベリーに含まれるフラボノイドは脳の機能と健全な精神状態の維持に貢献してくれます。
その他、セロリに含まれる3nBという成分にはアルツハイマーの治療効果が期待できるという研究も発表されています。ブルーベリーもセロリもあまり頻繁に食べる機会はないかもしれませんが、この記事をきっかけにもう少し食卓に登場する機会を増やして頂けれあと思いますね。
一方、サプリメントに関してはイチョウ葉エキスが知力向上に有効とされています。イチョウ葉エキスは薬局などでも簡単に手に入りますし値段もそう高くはありません。手軽に摂取できるという意味では便利なサプリと言えるでしょう。
MCTオイルも効果的だよ
最近、ダイエット用の油として人気のMCTオイルも実は脳の健康維持に役立ちます。MCTオイルは日本語では中鎖脂肪酸。炭素結合の長さが一般的な油である長鎖脂肪酸に比べて短いため、腸で吸収されるスピードが早くケトン体という物質を体内で生成するのを後押しする力を持っています。
このケトン体は、糖をエネルギーとして上手く使うことのできなくなったアルツハイマー患者の脳でも、エネルギー源として有効に利用することができるのです。
アルツハイマー症によって脳が萎縮する原因の一つに、脳のエネルギー不足があります。ケトン体を日頃から脳に与えることによって、脳の萎縮を防ぐ効果が期待できるのです。