オリンピックの日本人初のメダリストって知っていますか?

  • 2018/09/08
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オリンピック初参加の次で

2020年の東京オリンピックを前に、アジア大会でメダルラッシュに沸いた日本列島です。自国開催のオリンピックで金メダルの目標数が30とかいわれていますが、そんな低次元の話でどうするんでしょうか?

半世紀前の東京オリンピックでは16個、これが2004年のアテネ大会と並ぶ過去最多ですから、30個でも破格の数字であることはたしかです。しかし、そこはホームの東京オリンピック。50個以上を目標にしないでどうするといえます。

オリンピック初参加の次で
たとえ、毎回10個にも届かない現状であったとしても、目標は高く持ちましょう。前回のリオデジャネイロでは12個も獲れたではありませんか。たったの4倍増です。

さて、そんなオリンピックの金メダルですが、日本人選手が初めてメダルを獲ったのはいつでしょうか? そして、その人は誰だったでしょうか? こう聞かれてすぐに答えられるオヤジは素晴らしいです。

日本が近代オリンピックに代表選手を送ったのは、1912年のストックホルム大会が初めてのことでした。以後、1936年のベルリンオリンピックまで6大会に参加し、それなりの結果を残しています。

その中で、初のメダル獲得となったのが、1920年のベルギー・アントワープ大会で、参加2大会目のことでした。そのメダリストこそが、男子テニスの熊谷一弥さんと柏尾誠一郎さんです。熊谷一弥さんは、シングルスとダブルスの2種目で銀メダルを獲得し、柏尾誠一郎さんは、熊谷さんとペアを組んだダブルスの銀メダリストになりました。

この大会の次に行われた1924年のパリ大会では銅メダル1個に終った日本選手団でしたが、時勢を反映してか、続く3大会では金メダルをはじめ多数のメダルを獲得し、オリンピック強国の一角を形成することとなります。

オリンピック強国の一角を形成

 

日本の金メダル第一号

日本のメダル第一号は男子テニスでした。それでは、日本の金メダル第一号はどうだったのでしょうか。

1928年に行われたオランダのアムステルダム大会では、日本は2つの金メダルを獲得しています。その2つをゲットしたのが、織田幹雄さんと鶴田義行さんです。織田幹雄さんは陸上の男子三段跳で、鶴田義行さんは水泳の競泳男子200メートル平泳ぎでの優勝でした。

厳密にいえば、日程上先に行われた織田さんのみが日本人金メダリスト第一号となります。しかし、どちらの競技が先に行われたかよりも、日本人が初めて金メダルを獲得した大会ということで、どちらも日本人金メダリスト第一号と呼ぶに相応しい活躍といえるでしょう。

アムステルダム大会から92年後となる2020年の東京オリンピックで、金メダル獲得数を25倍の50個にすることは、無茶な要望ではないはず。と、強気の姿勢で臨みましょう。30個なんて中途半端なことはいいなさんな。

初メダルである銀メダル、そして金メダルを確認したところで、銅メダルの第一号についてもみておきます。

前述のとおり、1924年のパリ大会で銅メダルを獲得しており、これが日本人選手が獲得した最初の銅メダルです。その選手は内藤克俊さんで、レスリングのフリースタイルフェザー級での実績でした。

日本の金メダル第一号
途中、戦争の影響で開催に至らなかった東京オリンピック(1938年開催権返上)や、占領下で参加が認められなかった1948年ロンドンオリンピック、米ソ冷戦の影響でボイコットした1980年モスクワオリンピックなどを経て、2016年のリオデジャネイロオリンピックが終了した時点での日本のメダルは以下のとおりです。

金142、銀135、銅162で合計439個。冬季は含みません。一番多いのが銅というのが詰めの甘さを感じさせないでもありませんが、それでも堂々たる数字といえます。しかし、上はこんなものではありません。

2020年には新種目や復活種目での金メダルも期待されており、いまから50個の星勘定をはじめたい気分になります。なにかと問題が噴出しているスポーツ界ではありますが、日本人選手としてメダル獲得の道を切り開いてきた先人たちに負けないような、力強い戦いを望むところです。

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