ハイスペックな人からも選ばれるリュックサック

オタクのイメージが定着しているリュックサックですが、実際に辺りを見回せばオタクとは縁遠そうな人も使用していますよね。大学の教授や会社の重役といったハイスペックな人たちの中にも、通勤には高品質なレザー製バッグではなく、リュックを好む人がいます。

最近ではむしろ、リュックを背負うオタクが減少をしていて、スーツにリュック姿の人が増えてきており、テレビドラマの中でもその姿が定着しつつあります。

リュックサックのメリット

リュックサックの良さといえば、次の2つがあります。

・両手があくこと
最近流行の育児パパは、子供を抱っこする機会も多いので、リュック派が多くいます。また、自転車通勤している方もリュック姿が目立ちます。通勤電車の中では読書をしたりスマホを見たりしている人が多いですから、両手があくリュックは便利です。

・肩こり予防
バッグを持たず、まっすぐ立った時、肩のラインが片方だけ下がっている人がいます。バッグを持つ手や掛ける肩が左右どちらかに偏っていると、それだけで体が歪み、肩こりなどの症状を生み出します。リュックは肩への負担が軽いのでお勧めです。

リュックサックの背負い方

リュックサックの良さを最大限に引き出すためには、肩ベルトの長さや腰ベルトの使い方にもポイントがあります。
肩ベルトを長くしていると、歩くたびにリュックが左右に動き、気分の良いものではありません。また、身体の重心が安定しないので、体が歪む可能性もあります。肩ベルトは短めにして、リュックの全体が背中触れる程度にします。また、重い荷物を背負うときには、腰ベルトも利用することをお勧めします。

オシャレなリュックサック

リュックで気を付けたいのは、雨の日です。傘を差して歩いていても、リュックがびしょ濡れということもあります。そこで、最低限、防水加工が施されている素材の物を選ぶか布製の物を避けると良いでしょう。

女性に人気のあるリュックの形状はボックス型です。昔ながらの形状であるリュックに物を入れると、下だけがパンパンになるって、上の方がヘナっとしてしまいますが、型崩れしないボックス型は見た目が美しく、カッコ良さを感じます。リュックのファスナーも横ではなく縦に開けられるものだと、こだわりのあるオシャレな印象です。

リュックサックのマナー

昔から電車内でリュックを持つときには、背中ではなく胸側にと言われています。リュックを背負ってしまうと、後ろに立つ人たちに迷惑がかかるからです。また、満員電車の中でリュックを足元に置く人もいますが、これも周囲の邪魔になります。

電車内でリュックを利用するときには、網棚の上に乗せるか抱きかかえるようにして持つと良いでしょう。また、電車だけではなく、狭い場所を通るときも同じです。

ただし、これらはリュックに限ったことではありません。どのようなバックでも周囲には配慮が必要です。これを考えれば、リュックならではのデメリットは、移動中に荷物を取り出しにくいということに留まりそうです。