居眠りのススメ
- 2016/07/20
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厚生労働省の調査
厚生労働省が救命救急機関に調査した結果によると、自殺者の平均睡眠時間が5時間であった、というニュースがネット上を一時、賑わわせました。今、初めてこの事実をご覧になった方のなかにはドキッとした方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は筆者などもその一人なのですが、どうでしょう? 結構、一日の睡眠時間が5時間程度という方は多いのではないでしょうか。
今ではいろいろな情報が溢れていますので人間にとっての睡眠の重要性をよく認識していらっしゃる方も増えてきているとは思いますが、睡眠不足は死を招くとでもいえるような、この調査結果には少し恐ろしさすら感じますね。
電車内の光景の変化
最近、朝の電車の中を見ていて何となく気が付いたことがあります。それは電車の中で居眠りしている人が減ったということです。もちろん椅子に座ることができなければ居眠りなど不可能ですが、幸いにして筆者はほぼ毎朝座って通勤ができる時間帯の出勤になるものですから、よく電車内の乗客の様子を観察することができます。
その原因をよくよく考えてみて気が付いたことは、スマホの存在です。今や老いも若きも電車の中でスマホに見入っています。思い当たる方も多いのではないでしょうか。そんなアナタは電車の中でずっと起きてましたか? 前はよく居眠りしてたけど、そういえば最近はあまり居眠りしてないなあ、そんな風にご自分の変化を自覚された方、いらっしゃいませんか。
日本人は眠らない
ニールセンやディズニーが行った世界28か国、17か国を対象にした複数の調査で、日本人の睡眠時間は世界で最も短いという結果が出ています。日本人の自殺件数の増加、生活習慣病患者数の増加などは、こんなところにも一因があるのではないか、と思われますが、まずはともあれ、睡眠です。
とにかく実際の生活の中で確実に睡眠時間が短い我々なわけですから、できうる限り睡眠時間を確保するためにはどうすればいいのか。
居眠りのススメ
それはひとえに居眠りです。では居眠りの時間をどこで取るのか、ですが、それが先ほど申し上げた電車の中ではないでしょうか。皆さん、一日中スマホを手放せない生活を送られていると思いますが、朝の通勤電車の中だけは、電源を切って居眠りしてみませんか。
居眠りは十分程度でも睡眠不足を補う効果があるといわれていますし、電車の揺れが適度に眠気を誘うきっかけになってくれますので、居眠りには最適ではないでしょうか。以上、参考にしていただけましたら幸いです。