40~50代のオヤジに朗報!体を温めるだけで老化とEDを防げますよ。
- 2017/09/07
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「冷え」は百害あって一利なし
老化やEDはオヤジにとって恐怖の対象でしかありません。若い頃は「俺に限ってEDなどありえん!」と胸を張って言えたものですが、40歳も過ぎると徐々に性欲・精力が衰え老化を実感し始めることになります。
この老化やEDは様々な原因で進行してしまうのですが、中でも「冷え」は意外と軽視されやすい問題です。
体が冷える、つまり体温が下がると血管が萎縮し血流が滞ります。男性器は血液の流入によって勃起するわけですから、体が慢性的に冷えた状態が続いているとEDになりやすいのです。
また、体温が低いということは新陳代謝が正常に機能しておらず、いわゆる「代謝が悪い」と呼ばれる状態にあると言えます。つまり代謝を上げる=老化を防ぐ=EDも防ぐ、というように全ては密接に関連づいているのです。
体温を上げるには代謝の活発化が重要
体温を上げるためには代謝を活発にする必要があるのはご理解頂けたと思います。では代謝を良くするためには一体何をすれば良いのでしょうか。
簡単なのは「食べ物」ですね。我々が普段からよく目にする食材の中にも代謝を上げる効果を持っている物がたくさんあるのです。
その代表格が「生姜」です。生姜にはショウガオールという辛味成分が含まれています。このショウガオールが代謝アップを強力に推進してくれるのです。
ショウガオールは生姜を加熱することによってその量が一気に増えます。刻んだ生姜に少し水を加え、3分程レンチンするだけでもその効果を得ることができるのです。
また、ニンニクも冷え対策に有効です。ニンニクにはアリジンとスコルジニンという成分が含まれておりどちらも血行改善や代謝アップといった効果が認められているのです。
漢方薬を上手に利用しよう
普段馴染みの薄い方も多いかもしれませんが、体温を上げたり代謝を活発化させるには漢方薬の力を借りるのも大いに「アリ」なのです。
一部の漢方薬は専門の薬局に行かずとも簡単にネットで買うことができます。漢方薬はいろいろな生薬を配合した物が売られていますが、その中でも「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」という漢方薬には高い代謝向上効果があるとして人気です。
防風通聖散には以下の生薬が配合されています。
防風(ボウフウ)
黄ごん(オウゴン)
大黄(ダイオウ)
芒硝(ボウショウ)
麻黄(マオウ)
石膏(セッコウ)
白朮(ビャクジュツ)
荊芥(ケイガイ)
連翹(レンギョウ)
桔梗(キキョウ)
山梔子(サンシシ)
芍薬(シャクヤク)
当帰(トウキ)
川きゅう(センキュウ)
薄荷(ハッカ)
滑石(カッセキ)
生姜(ショウキョウ)
甘草(カンゾウ)
漢方薬の教科書的な決まりでは、防風通聖散の効果は「肥満症、便秘、尿量減少、むくみ、のぼせ、肩こりなど」となっています。防風通聖散は「肥満気味で体力のある便秘気味な人」に最も効果があります。逆に痩せ型の人や下痢気味の人には向かない漢方薬ですので、その点にだけは注意してくださいね。
代謝を上げ自律神経を整える風呂の入り方
最後にもう一つ、口にする物以外で代謝や体温を上げる方法をご紹介しておきましょう。それが「交代浴」です。
体を温めるといえばお風呂ですよね。お風呂でじっくりと長時間掛けて体を温めるには「半身浴」が良いとされ、女性の間では特に人気です。しかし、我々男性にとっては「長風呂」はとても退屈なもの。カラスの行水のように10分程度で風呂から上がってしまうという人がほとんどではないでしょうか。
そういったせっかちな人にピッタリなのが交代浴です。交代浴は熱めのお湯への入浴と、冷水シャワー交互に実施する方法です。
具体的には40℃~42℃程のお湯に2分間だけ浸かります。次に、無加温のシャワーを20秒~30秒程浴びます。これを1セットとして3回程繰り返します。たったこれだけ、トータルで10分も掛かりません。
この交代浴によって代謝が活発化し体温が上がると共に、自律神経が整いストレスも解消されます。夜にぐっすり眠りやすくなるため疲労回復効果も期待できるのです。
交代浴は1週間~2週間に1回行うと良いでしょう。