優秀なビジネスマンは、マクドナルドを好む?!

  • 2017/11/18
  • グルメ
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  • アントニオ犬助
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トランプ大統領、商談は大成功!!

トランプ大統領、商談は大成功

日本を皮切りに、韓国、中国、ベトナム、そしてフィリピン。
東アジア5カ国の歴訪を終えて、先日帰国の途についたドナルド・トランプ米大統領だったのです。
最大の懸案事項は北朝鮮、それ以外にも南シナ海、ロヒンギャ、ミンダナオ島など、様々な問題が山積の東アジア。そこに、アメリカの大親分がやってくるだけに、何らかの筋道なり解決策がが示されるかと思ったら、大間違い。
例えば北朝鮮に対しては、圧力をかけ続けるという相変らずのコメントのみ。何とも消化不良の感はぬぐえません。
しかしトランプ氏は満面の笑みで、帰国の途に着きました。

「歴訪は成功した。貿易でとてつもない成果を上げた。3000億ドルの商談をまとめた」……って、商談しに来ていただけかよ!!
日本海に空母3隻を浮かべて、北朝鮮との対立姿勢を示しつつも、日本に対しては武器セールス。まあ、優秀な商売人さんですこと。

 

メインは、但馬牛の赤身肉?!

メインは、但馬牛の赤身肉

ですから日本でも、ゴルフ場でコケた安倍首相とか、そんな大筋を外れたことばかりが話題に上がっていたのです。

中でも、犬助が興味深かったのがトランプ氏を招いての晩餐会のメニューについて。

会場は「銀座・うかい亭」なる、鉄板焼を供するレストラン。
「鉄板焼でアメリカ人をもてなすんだからオバマ前大統領の来日時もそうした様に、神戸牛あたりでも出しておくつもりだろ?」という、犬助の予想を大きく裏切って、メインは「但馬牛のステーキ」だったというのです。

なぜ神戸牛ではなく但馬牛だったのか? これは、トランプ氏の嗜好をよく考えた上でのこと。
エアフォース・ワンの中でマクドナルドを食べている画像が出回ったり、ホワイトハウス付きの料理長に「マクドナルドのクオーターパウンダーと同じ味の食事を用意しろ」と命じたり。

トランプ氏の好物はハンバーガーであると、よく知られているから、これを踏まえてのことだったと思うのです。

晩餐会のプランを立てた担当者のプランには「ハンバーガー好き=赤身好き=但馬牛」という図式が出来上がっていたはず。だからアメリカでも人気となっている霜降りの神戸牛を避けて、あえて但馬牛をチョイスしたのではないでしょうか?

 

アメリカの富豪に見られるマクドナルド好きの傾向

……しかし、マクドナルドといえばアメリカ貧困層が好むとされる代表的な食べ物。

これが、生まれついての富豪だったトランプ氏の好物だとは、少し以外な気もします。
しかし、マクドナルドを好む富豪は、トランプ氏だけではありません。

ビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏など、アメリカ切っての富豪たちもマクドナルドを好物にしているというのです。

ということは貧富にかかわらず、アメリカ人にとってはマクドナルド=ソウルフードの様な位置づけで、幅広い支持を得ているのか? と、思っていたら、そうでもないようで……。

 

優秀なビジネスマンは、食事に時間を割かない

優秀なビジネスマンは、食事に時間を割かない

「ハビット・バーガー・グリル」、「イネナウト・バーガー」、「ファイブガイズ・バーガー&フライ」、これは昨年発表された、アメリカ人による好きなハンバーガーチェーンのランキングの上位。日本人には耳馴染みのないショップで占められている一方で、マクドナルドは最下位となってしまっているのです。
つまり、アメリカ人の多くはマクドナルドのハンバーガーを好んでいる訳ではない。

それだけに、トランプ氏や富豪の皆さんたちのマクドナルド好きが奇異に映るのです。

……ひょっとして、富豪の人たちは食事に味なんか求めていないということ? レストラン選びに時間と手間をかけるぐらいならば、手早く片付けてしまいたってビジネスに時間を割きたいということ? そんな風に感じたのでした。
やっぱり、トランプ氏は優れたビジネスマンだった、と。

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アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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