ファッションを自由に楽しむオヤジが持つべき基本の「考え方とセンス」とは?

  • 2017/09/15
  • ファッション
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  • ファッションマジシャン◆ yutaka
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私の住む地域では暑苦しい夜が少なくなってきて、快適に眠れる様になってきました。その分気が抜けたのか、気持ちが良いのか、なかなか起きられない朝が続いています。

そういえば夜に鳴く虫の声も聞こえてくる様になって、秋を感じる事が多くなってきました。

とはいっても、夏服を着ていて「寒い!」と感じる様な日はまだ無いですから、秋の装いを本格的に楽しむには、まだもう少し時間が掛かりそうです。

 

秋と言えば食欲の秋とか、芸術の秋とか、色々言いますが、やはりファッションにとっても、この秋という季節は楽しむにはとても良いのです。

夏とは違い、落ち着いていてどこか寂しさも感じられる様な、雰囲気のある季節ですから、大人の我々には特に似合う季節と言えるのではないでしょうか?

 

オヤジがそんな秋の装いを自由に楽しむには、細かい着こなしのテクニックを知る前に、その土台となる「考え方」を持っておく事が重要なのです。私はこれでにも小出しにその「考え方」を書いてきましたが、今回はそれをまとめてお伝えしましょう。

 

なぜ、「まず考え方」なのか?

なぜ、「まず考え方」なのか?

なにかを進める時、創り上げる時にまず大事なのはそのためのテクニックではなく、何のために作るのか?という部分です。どんなに素晴らしいテクニックを駆使しても、目的無しにつくったものは結局「何がしたかったの?」という印象を与えてしまいますから。

これはファッションでも同じです。流行の装いを真似したとしても、そこに自分なりの考えが無ければ、やはり印象は変わってくるものです。

 

考え方1:ファッションは「どうありたいか?」が現れる

考え方1:ファッションは「どうありたいか?」が現れる

ファッションにおいてはまず、自分が「どうありたいか?」が大事です。ファッションは生き方を表現できるツールですから、まさに「どんな人間でありたいか?」「どんな人生を送りたいか?」という部分が相手に透けて見えるものなのです。

だからこそ、自分が思い描く理想の生き方をはっきりと意識できる我々大人の男は、それを意識して着るものを選択していく事で、若僧との明確な差が出せるのです。

 

考え方2:シンプルを基本にして自分らしさを表現

 考え方2:シンプルを基本にして自分らしさを表現

こういう装いにおいて、基本的な着こなしのイメージは「シンプル」です。表現したいのは自身から滲み出る「生き方」「あり方」「人間性」「資質」といった部分ですから、華美な着こなしはそういった表現を邪魔してしまう危険があります。また過度な表現になるほど、それを受け取る側のイメージにも差が出てきます。受け取り方は本当に人それぞれですから、結局自分の意図する部分が伝わらない事も増えていくのです。

服の着こなしは自分らしさを上手に表現するためのベース、くらいに考えておくのが良いでしょう。

 

考え方3:自分らしい格好良さは細部に宿る

自分らしい格好良さは細部に宿る

派手な色や柄であったり、独特な形の服を着て、いかにも分かりやすい見た目を演出するのは、多くの場合「単に目立つ格好」になるだけで、自分らしさの表現として受け入れられるのは、ちょっと難しくなってしまうのです。

着る服の基本は前述の通り「シンプル」に。その上で自分らしさを表現するなら細部です。アイロンしているとか、ほつれていないとか汚れていないとかそういった基本的な部分が大事です。シンプルな装いは、シンプルだからこそ細部に目が向きやすく、そこで普通以下の部分が目についてしまうと、イメージは大きくダウンしてしまいます。

若いうちは「若さ」という強力な武器でそんなマイナスをカバーできても、我々オヤジ世代でそうはいきません。下手をすれば古ぼけた汚ならしさを感じさせてしまいますからね。だからこそ、細部まで行き届いた気遣いが必要なのです。

 

考え方4:服やアクセサリーで表現する自分らしさは、抑制を効かせるくらいで丁度良い

考え方4:服やアクセサリーで表現する自分らしさは、抑制を効かせるくらいで丁度良い

そうは言ってもやっぱり、何かしら自分らしさを服や着こなしで、もう少し目立つ様に表現したい!と思うなら、これまでの基本を押さえた上でなら、効果的になります。

多くの男性は、この順番が逆になりがちですよね。表現したい事を目立たせるようにやってみて、周りからの視線に気付けた人はその表現を控えたりします。なまじ自信家な男性だと、周囲のそんな視線も「オレに惚れたな」くらいにしか思えないまま、格好良いというよりは「単にどぎつい派手な」格好をしていたり。

やはり基本はシンプルに。シンプルな装いが出来ていれば、その時点で自分らしさは滲み出ているものです。そこからさらに服やアクセサリーで表現しようとするなら、そのアイテムは抑制を効かせるくらいで丁度良いのです。シンプルな装いから滲み出ているものに加えて、服やアクセサリーでもはっきりと自分らしさを表現しようとすると「うるさい」のです。

「押してダメなら、、、」というヤツですね。表現し過ぎない事で、押し売りではない「引きつける」魅了を表現できるのです。

 

考え方5:一度着たら、あとは自信を持って楽しむ

 考え方5:一度着たら、あとは自信を持って楽しむ

ここまで出来たら、後はそのファッションで1日を楽しむだけです。必要以上に装いに対して敏感になるのは野暮というものですから。あとは、そこまで作り上げた着こなしなんてまるで気にしていないかの様に、自然に楽しみたいものです(もちろん、みっともなく乱れてしまった装いは直しましょうね)。

 

歳を重ねて出来た自分らしさを、自然に表現できる様に細部まで気を付けながら着こなす繊細さと実行力、そんな着こなしを自由に楽しむ余裕。こういったスタンスでファッションを考え、実践するだけで「なんとなくファッション」をやりくりしている、どこぞの若僧やオヤジとは比較にならない、大人のファッションを楽しめる様になります。

ぜひこの秋から、一味違った大人のファッションを楽しんで欲しいと思います。

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ファッションマジシャン◆ yutaka
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ファッションの専門学校〜アパレル業界での経験を活かし オシャレに自信がない男性から 豊かな人生を自在に楽しむスマートミドルへ大変身するための マジックの様なファッション=ファッションマジックをお届けします。
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