自宅仕事で時間管理の泥沼にハマらないための方法とは
- 2019/03/19
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在宅ワークには罠がある!
満員電車にギュウギュウ詰めにされることもなく、虫の好かない同僚や上司と顔を合わせる必要もない。そんな夢の仕事環境が「在宅ワーク」です。最近政府が推し進めている働き方改革においても、積極的に在宅ワークやテレワーク環境の整備が提唱されていますし、より労働参加率を高めるためには確かに有効な手段となるのでしょう。
しかし、在宅ワークには大きなメリットがある反面、難しさやリスクもあるのです。今貴方が抱えている多くの不満は在宅ワークによって解消されるかもしれませんが、逆に新たな問題点に悩まされる可能性も高いと言えます。
今回は在宅ワークのメリットとデメリット。そして在宅ワークにおける時間管理の罠に陥らないためのコツについて解説していきましょう。
在宅ワークのメリットとは
上述した以外にも在宅で働くことのメリットはたくさんあります。女性の場合であれば髪型や化粧をしなくても良いという点は大きいでしょうし男性だって身だしなみに対してある程度ルーズであっても許されるというのは気が楽ですよね。休憩したい時に休憩ができますし、朝型の人は早朝から。夜型の人は午後になってから働く事も可能となります(頻繁にメールやチャットをしなくてはならない人は除く)。
物理的な拘束から逃れられる事が在宅ワークの一番の特徴でありメリットですが、実際やりようによっては時間をとても効率よく使うことができるので生産性向上も望めます。ただ、これらのメリットは逆にデメリットにもなり得るのです。特に、時間を自分の裁量で自由に使えるというのは落とし穴となりやすい面があります。
子守しながらの仕事は難易度が高い
例えば、どうしても幼い子どもの相手をしながら仕事をしなければならないとしましょう。最近は女性の社会進出も著しく、妻がフルタイムで働いているという世帯も全く珍しくはありません。当然、子供は保育園や幼稚園などに預けるか自分で日中も面倒をみなくてはならないわけです。
在宅ワークなら子供をあやしながら仕事ができると思うかもしれませんが、これは多くの場合大間違いとなります。子供は大人の都合など全く無関係に泣いたり笑ったりいたずらしたりします。おむつを変えたりミルクをあげたり…小さなトラブルも連続しますから仕事に集中できる時間などほとんどないのです。
結果的に子育てと仕事絡の考え事が頭のなかで絡み合ってしまい極めてストレスフルな生活となります。そんなことならいっそのこと外に出て仕事に集中したいと思うようになるでしょう。
子供をみる時間と仕事をする時間はたとえ在宅ワークであってもきっちりと分けなくてはいけません。仕事量が少ないのであれば子供が寝ている間に一気に片付けられるでしょうがそうでもない場合は短時間であっても子供の面倒を見てもらえる環境を整えるべきです。
ToDoリストの優先順位付けは必須
やることを箇条書きにしたToDoリストは在宅ワークであっても強力な武器となります。しかし、仕事とプライベートの用事がごっちゃになりやすいため、確実に優先順位や〆切日時まで記入しておく必要があるのです。
ToDoリストは必ず前日の夜には書き上げ翌朝にはそれを修正しつつスピーディーに仕事に取り掛かりましょう。自分のタイミングで仕事を始めることができるのでついつい油断してしまいがちですが、在宅ワークだからといって仕事量が少なくなるわけではありませんからより厳しく自分自身を律することが大切なのです。
その他、無理に作業をパラレル(並行)でやらない。自分個人の時間を毎日一定時間確保する、といった「生活全体のリズムとメリハリ」を作ることが在宅ワーク成功の鍵となるのです。