転職に勝つ!面接試験をクリアするためのポイントとは
- 2019/03/18
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転職に勝つには面接が重要
現在、日本の労働環境は空前の売り手市場となっています。様々な分野で人手不足となっているため非常に転職しやすい状況なのです。今の仕事や報酬に満足している人にはあまり関係の無い話ですが、転職のチャンスを伺っていた人達にとっては正に「勝負の時」と言えるのではないでしょうか。
とは言え、いくら売り手優勢の戦況であっても無策で挑めば結果は芳しくないものとなる可能性が高いでしょう。やはり転職で成功をおさめるためにはそれなりの準備というものが必要になるのです。
特に実際の転職活動では面接試験がとても重要です。ペーパーでは伝えにくい自分の長所をアピールしたり、逆にネガティブな要素を上手くフォローするのにも面接でどのような立ち回りを演じるかに掛かっていると言えるのです。
というわけで今回は転職に勝つために必要な予備知識について解説していきたいと思います。
見られているのは人間性
ベテランの面接担当者であれば、職務経歴からどのくらいのスキルを貴方が持っているかはある程度推察できるはずですし、逆にいくら面接をしようとも能力の全てを把握できるわけではない事も熟知しているはずです。
では面接担当者は採用希望者の何を一番知りたいのか。それはズバリ「人間性」なのです。
多くの企業が求める人間性とは、①礼儀正しくコミュニケーションに長けていること②自分で考え行動し改善できること③状況に応じて臨機応変に行動できること、の3つが特にポイントとなります。
①はとても簡単に言ってしまえば「人当たりの良さ」です。営業職ならもちろんのこと、技術職や研究職であっても周囲の人と軋轢無く仕事するためには最低限の礼儀とコミュニケーション能力は必要となります。この点で悪印象を面接担当者に持たれてしまうとその先の道はもうありません。
②は「セルフPDCAサイクル」を機能させられるか、という意味です。自分で自分を成長させられる人間でなくては会社の戦力にはなりません。また、単なる指示待ち人間も必要ないのです。
③は問題発見・解決能力の高さに直結します。取引先や顧客から無理難題をふっかけられても上手く切り抜けることのできる、ある意味世渡り上手な部分も大切なビジネススキルだからです。
面接NGな発言とは
面接中にあまり言ってはいけない内容も念の為把握しておきましょう。とても基本的な部分ですが失敗してしまうと全てを無駄にしてしまう危険があります。
まず報酬額や有給に関する話をしたいのであれば、自分の長所を最大限PRした後にしましょう。しゃべる内容や質問の順番は、貴方が関心を持っているトピックの順番だと面接担当者は理解します。報酬や休暇について触れるのは悪いことではありませんがそのタイミングは面接の最後にすべきです。
また、言葉の頭に「あー」や「えーと」と言ってしまう癖がある場合は意識してカットしましょう。話がまどろっこしい印象となってしまいやや知性的でない印象を与えてしまいます。
「何か質問はありますか?」と聞かれたら
面接終了の直前に言われる言葉といえばこれですね。特になければその旨を素直に伝えてもいいのですが、気の利いた質問ができれば相手に良い印象を残すことができます。
候補はいろいろとありますが、例えば「もし貴方がこの会社において一つ、明確に変えることができるとすれば何ですか?またその理由は何ですか?」と質問してみるのもよいでしょう。
面接担当者の持つ会社のイメージや評価、問題点が垣間見えるはずです。この質問を起点に話が広がって人間関係に深みが増すかもしれません。そうなればめっけものです。また、組織全体を俯瞰的に捉え、そのために貢献する気のある人間との印象も与えられるでしょう。