仕事が出来る人直伝!単純で退屈な仕事ほど大切にすべき理由4つ
- 2018/04/13
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単純で退屈な仕事ってどんな作業でしょうか。毎日同じことをしたり、大して考えなくても手が勝手に動いていくようなライン作業であったり、PCを打ち込むだけの作業であったり、様々な単純作業が存在しますね。それらをこなす時に「こんな仕事・・・」とぼやきながらこなすのか、前向きな意志を持って取り組むのかで、仕事の成績のみならず引いてみれば人生全体も変わってくるでしょう。
「仕事ができる」と言われている人は、この単純作業をどのように捉えているのか見ていきましょう。
1.単純作業にこそ物事の神髄がある
ある人は入社当時に単純作業ばかりやらされて気が滅入ってきていたのですが、ある時から急に楽しくなったと言います。あなたもこの記事を読んでいるということは、仕事のすべてが単純作業というわけではなく、仕事の中に一部単純作業があるのではないでしょうか。この人の場合、ある時から毎日任されている入力作業を行うことで、会社説明会では聞いていなかった会社の生の姿が見えてきたというのです。例えば在庫表を入力していたとして、毎日入力しているうちに在庫を抱えやすい商品が見えてくることもあるでしょう。そこに面白さを見出したら占めたものです。単なる単純作業から、会社の内部の知識を得る場へと変化していけるのです。
2.単純作業で終わりたくない
あなたがもし単純作業の仕事をしていたとして、「こんな仕事」と思ってしまう理由に「この仕事をずっとやらなくてはいけない」という考えがないでしょうか。まずはその考えを捨ててみましょう。今生活のために仕方なく働いていたとしても、あなたがずっとその仕事を続けなければならない理由はないのです。だからといって「どうせ辞めるし面白くない仕事だから適当にこなせばよい」といういわけではありません。
かの有名な故人小林一茶は「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ」という名言を残しています。当時下足番というのは、単純作業の中でも下っ端がやる作業として与えられていたことでしょう。この草履を揃えるという作業でさえも、質を高く日本一を目指せというのです。なぜなら草履を日本一きれいに並べることができたら、もう誰も草履をきれいに並べることをあなたに頼まないというのです。
これと同じで今取り組んでいる単純作業で日本一を目指すくらいの志の高さを維持できれば、もうそこはあなたの居場所でなくなり卒業していけるということが言えるでしょう。
3.楽しめる工夫をしてみる
上記に述べたことは、単純作業がずっと続くわけではなく、今の時期に毎日単純作業が続いていて苦痛な人へのアドバイスを述べてきました。しかし中には工場のライン作業の勤務やアルバイトをしていて、そこまで高い志を持つ必要もなく、一時乗り切りたい人もいるでしょう。そんな人は作業をゲーム化してしまうのもひとつの方法です。
ゲームの中には単純な作業でクリアできるポイントを狙ったり、どんどんクリアしていきレベルをあげていくゲームもあるでしょう。
そんな風に仕事も「〇時までに終わらせて突破」と決めてみたり、これだけこなしたらご褒美に何か買ってあげるなど、自分が面白く感じるように決めてしまえばどうでしょうか。
4.リーダーの目線を持つ
今は皆と同じ作業をしているけれど、もしこれらをまとめる係の人に昇格したら、どんな仕事をするでしょうか。「もっと効率よく作業する方法は?」「今のリーダーよりもっとこうしたらよい」など様々な意見が出てくるかもしれません。そんな一歩先の目線を持つことでスキルアップしやすくなったり、実際にリーダーに昇格できる可能性も高くなるでしょう。