学歴・職歴は盛っていい?今更聞けない「履歴書の常識」3つ

  • 2018/04/07
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あなたのその履歴書、本当に大丈夫?

就職・転職に必須ともいえる履歴書ですが、正しく書ける自信はありますか。
履歴書ひとつで後悔しないためにも、これから紹介する「履歴書の常識」を押さえておきましょう。

 

学歴・職歴を盛るのはあり?なし?

学歴・職歴を盛るのはあり?なし?

「絶対受かりたいから、本当は高卒だけど大卒にしちゃえ!」
「前の会社をたった1年で辞めてしまった。印象が悪そうだから、10年務めたことにしよう」
履歴書にこのような嘘を書いた場合、どのようなリスクが生まれると思いますか。
私文書偽造、詐欺、経歴詐称などの罪に問われてもおかしくなさそうですが、履歴書に嘘を書いても犯罪にはなりません。
ただし、例外があります。
資格を要する業務において、無資格でありながら有資格であると嘘をつくのは犯罪です。
また、履歴書に書いた嘘が原因で、会社に損失が生じた場合は、損害賠償を請求される恐れがあります。

「採用されたらコッチのもの」と、軽々しく考えてはいけません。
嘘をついて採用されたとしても、嘘がバレたら信用を失います。
「雇用保険に食い違いがあり、職歴を偽っていることがバレた」
「履歴書に書いた業務が一切できず、嘘がバレた」
という風に、その場しのぎの嘘は簡単にバレてしまいます。
嘘が原因で居場所がなくなったり、結局クビになることも考えられますし、長く勤めたいなら正直に書いたほうがいいでしょう。

 

修正したいときはどうしたらいい?

修正したいときはどうしたらいい?

履歴書ひとつで「志望度」が高く見られることもあれば、低く見られてしまうこともあります。
履歴書に修正された痕跡があると、
「書き直すのが面倒くさいってことは、志望度が低いということ」
「常識知らず」
「雑な人」
とみなされ、不採用の原因になる恐れがあります。

修正液や修正テープで書き直すのは、もってのほか。
カッターや砂消しゴムで削って修正するのも、得策ではありません。
キレイに削るのは至難の業ですし、削った部分が余計に目立つことも考えられます。
擦ると消えるタイプのボールペンを使う手もありますが、郵送時などで擦れて文字が読みにくくなる恐れがあるため、おすすめできません。

書き直しを避けたいなら、下書きをしておきましょう。
下書きのポイントは、
・跡が残らないように、やわらかい鉛筆で薄く下書きをする
・ボールペンのインクが完全に乾いてから、下書きを消す
の2点です。
たった1文字の間違いや修正で悪い印象を与えてしまっては勿体ないので、細心の注意を払って作成しましょう。

 

手書きかパソコン、どっちで作成すべき?

手書きかパソコン、どっちで作成すべき?

手書きもパソコンも、どちらで作っても間違いではありません。
ただし、メリット、デメリット、向き不向きがあるので、ケースによって使い分けるといいでしょう。

 

手書きで作成した履歴書

メリット
・意欲、丁寧さ、個性が伝わりやすい
・キレイな字が書けることをアピールできる

デメリット
・作成に時間がかかる
・字によっては読みにくい

履歴書を作るときに手書きかパソコンかで迷ったら、手書きにしたほうがいいでしょう。
採用担当者のなかにはまだまだ「手書きのほうが志望度がよくわかる」「人柄が伝わる」と考える人がいるからです。

 

パソコンで作成した履歴書

メリット
・読みやすい
・短時間で作成できる
・転用できる

デメリット
・意欲が伝わりにくい

パソコンで作成したほうが、有利になる場合もあります。
企業から指定された場合はもちろん、
・IT企業
・外資系企業
の場合も、パソコンで作った履歴書のほうが「効率の良さ」をアピールできます。

パソコンで履歴書を作る際には、文字サイズとフォントを揃えて、読みやすい書類に仕上げましょう。
印刷するなら、A4もしくはB5の上質紙やスーパーファイン紙が最適。
普通紙、光沢紙、わら半紙、厚紙、薄すぎる特殊紙はNGです。

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