体を守るため、会社に「NO!」と言えますか
- 2016/07/13
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40代は一番きつい上り坂
40代ともなると、会社の中間管理職に就く人が多くなります。それとともに業務上の責任は重くなり、以前にも増しての連日の残業が続きます。休日返上の勤務もありうるでしょう。
40代は、峠を目指しての一番きつい上り坂です。
中間管理職はつらいよ
体力的にきつくなるだけでなく、心理面での圧迫も増えます。上司に命じられて若いスタッフに新しい仕事の分担を告げると、あっさり個人的理由で断られたり。配置転換を命じて、これまた個人的理由で断られたり。上司と部下との板挟みによるプレッシャーは、生半可じゃありません。
結局は増える仕事は自分で担当することになるなど、キツさは一層つのります。
大きなプレッシャーからストレス増大へ
疲れがたまってきたら、少しでも家に早く帰りたい。休日はあくまで休日らしく自分の好きなことをやって、のんびりゆったりしたい。40代だって、その気持ちは同じでしょう。
ところが、それが実行できない。したい気持ちはあっても、口に出すことさえできない。これが、さらに大きなプレッシャーとなってのしかかります。その結果は、ストレスの増大。他人事ではないでしょう。あなただって、いまそうなりかけているんじゃありませんか。
ストレスが基になって命にかかわる事態になることも
ストレスとは、嫌な物事を受け止めたときに体内で起こる現象のことですが、これを放っておくと、過剰反応から心身症を招いたり、葛藤がつのって異常行動に出たりするようになります。
人は単純ではありません。多量にストレスを抱えている人間が、他方では高血圧症だったりもします。この2つが絡み合って作用すると、場合によっては脳出血やくも膜下出血という命にかかわる事態になりかねません。
イエスマンはやめて「NO!」が言えるように
一定の年齢になったら長期休暇を義務づける企業が増えているのは以上のことがあるからですが、たいていは50歳以上。それ以前にへばって、望みもしない病気による長期入院に追い込まれていく人もあとを断ちません。
そうならないためには、ただひとつ、軸足を自分の体力・体調や個人生活に置き、基準労働を超えるような仕事を押しつける会社に対してはっきりと「NO!」を言うことです。
もうイエスマンはやめましょう。