株式投資を始めるなら、これだけは覚えたい使える指標4つ
- 2017/10/25
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株には様々な専門用語がありますが、その中でもローマ字、3文字が並んでいる専門用語を目にしたことはありませんか。
「PER」、「PBR」、「ROE」、「EPS」、など株式投資経験者の方なら一度は見たことがあると思います。
これらの専門用語は、株を取引するときの判断材料になるので、株取引している方または株取引を始めようか検討している方は必ず覚えおくようにしましょう。
今回はこれらの専門用語について説明します。
専門用語と聞くと難しそうに感じますが、意外にも言葉の意味はシンプルです。
大切な指標4つ
PER
PERとはPrice Earnings Ratioの略称になり、日本では株価収益率と呼ばれています。
株価が割高なのか割安なのかを判断するための指標になり、20倍を基準に考えられ、20倍以上なら割高、20倍以下なら割安と判断するのが一般的です。
PERを求める計算式は以下のようになります。
PER = 株価 ÷ 1株あたり利益
計算式を見てわかるように、株価が利益の何倍になっているのかを求める表す指標になっています。
ベンチャー企業などはPERが高くなっている場合が多いので、PERだけで判断するのではなく企業の将来性や他の指標も参考にして判断しましょう。
PBR
PBRとはPrice Book-value Ratioの略称になり、日本では株価純資産倍率と呼ばれています。
この指標は下値を予測する上でよく使われ、PERが1倍に近づくほど、株価が安値になっており、相場が反転する可能性があります。
PERを求める計算式は以下のようになります。
PER = 株価 ÷ 1株あたり利益
PBR=株価÷1株あたりの純資産額
ROE
ROEとはReturn on Equityの略称になり、日本では株主資本利益率と呼ばれています。
資本に対して、どれだけ利益を得ることができたのかを表す指標になり、特に海外投資家がこの指標を参考します。
明確な基準はありませんが、ROEが10%以上だと資金に対して効率的に稼げており、6%以下だと非効率的だと判断することもできます。
ROEを求める計算式は以下のようになります。
ROE=当期純利益 ÷ 株主資本の合計
EPS
EPSとはEarnings Per Shareの略称になり、日本では1株当たりの純利益と呼ばれています。
1株あたりの純利益を表す指標になり、企業の収益力を判断でき、過去のEPSの推移を見ることで、企業の成長率を知ることがわかります。
EPSを求める計算式は以下のようになります。
EPS=当期純利益 ÷ 発行済み株式数
まとめ
以上の4つが株式投資を投資するうえで、必ず覚えておきたい指標になります。
1だけの指標で判断するのではなく、複数の指標を見て、総合的に判断することが大切になります。
株式投資において重要なのは、過去のデータ、ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析など複数の指標を用いて全体像を把握することです。
1つだけの指標をだけで判断する「木を見て森を見ず」の状態はやめましょう。