インドネシア・ジャカルタでアジア大会開幕!経済効果はどんなもの?
- 2018/08/25
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ジャカルタでアジア大会開幕!
インドネシアのジャカルタでは、2018年8月18日にアジア大会が開幕しました。9月2日までの16日間にわたり競技が行われます。早くも日本人が大活躍しているジャカルタ・アジア大会ですが、オヤジとしては経済効果も気になるのではないでしょうか。
日本でも2026年に名古屋でアジア大会が開催される予定となっています。そのときの参考として、今回のジャカルタでのアジア大会の経済効果を知っておきたいものです。そこで今回は、インドネシアのジャカルタで開催されているアジア大会の経済効果を中心に紹介していきたいと思います。
インドネシアでのアジア大会の経済効果
インドネシアで第18回夏季アジア大会が開幕し、開催都市である首都・ジャカルタとスマトラ島南部のパレンバンは盛り上がっています。気になる経済効果ですが、インドネシアの観光省によると、およそ3兆ルピア、日本円で235億円の直接的な経済効果をもたらすと試算されています。
さらに、バンバン・ブロジョヌゴロ国家開発計画相は、アジア大会の経済波及効果は45兆ルピアを超えると語っています。交通インフラなどの含めると、それだけの経済波及効果があるとされているのです。新興国であるインドネシアは、今回のアジア大会による経済効果に大きな期待を寄せているのです。
経済効果以外に得たいもの!
インドネシアは、アジア大会に期待を寄せている理由は経済効果だけではありません。インドネシアの狙いは他にもあるのです。インドネシアの狙いは、アジア大会を成功させ、国際的な信用を得ることです。そして、将来的にはオリンピックの誘致まで見据えていると言われています。
今後、オリンピックはアジアの新興国やアフリカでも開催される可能性は高く、国際大会で成功させておくことで、誘致にプラスに働きます。そのため、インドネシアとしては、経済効果だけでなく、是が非でも成功させたいとの思いがあるのです。
課題・問題も多数…
すでに開幕しているインドネシア・ジャカルタでのアジア大会ですが、残念ながら課題・問題が山積みとなっています。競技会場で飾り付けの巨大ボードが倒れたり、表彰式で掲揚中の国旗が落下したりとトラブル続出となっているのです。他にも、選手村ではシャワーのお湯の水圧が弱い、湯船がないなどの苦情もあるとのことです。さらに、会場では蚊が大量発生しており、お世辞にも競技に集中できる環境とは言い難い状況となっています。
それだけに、オリンピック誘致のアピールとしては、実際には厳しいものがあるのかもしれません。ただ、アジア大会という大規模な大会を実施できたという実績は残るため、インドネシアにとって悪いことではないでしょう。
名古屋アジア大会の経済効果予測について
2026年には、アジア大会が名古屋で開催される予定になっています。実はすでに、名古屋アジア大会の経済効果は算出されています。名古屋アジア大会の経済効果は、1,625億円とされているのです。
この経済効果の前提条件としては、投資支出は850億円で大会観戦客は150万人で計算されています。まだまだ先の話ですが、これだけの経済効果が期待できるなら、日本や名古屋にとってプラスなのではないでしょうか。東京オリンピックでの成功はもちろんですが、名古屋アジア大会でも成功に期待です。
アジア大会の経済効果に期待!
開幕したインドネシア・ジャカルタでの経済効果は、3兆ルピアとされており、経済波及効果は45兆ルピアとされています。インドネシアにとって大きな経済効果であり、今後の発展に活かせるはずです。
日本でも、2026年に名古屋でアジア大会が開催される予定となっています。すでに経済効果は試算されており、1,650億円とされています。このように、アジア大会の経済効果は計り知れないものがあるのです。ぜひ、名古屋アジア大会も成功してほしいものです。