痩せたいから水泳?そんな考えは大間違い!
- 2018/10/18
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水泳神話よサヨウナラ
ダイエットのために水泳を始めるという人は相変わらずとても多いようです。フィットネスクラブにプールが併設されている事も多いですし、水泳であれば脚の関節に負担が掛からない上に全身運動であることからとても効率よくカロリーを消費してくれると信じられているようです。
確かに水泳は水の中で行う運動ですから膝や足首を痛める危険性は少ないと言えます。そういった意味ではジョギングに比べると手軽さでは劣るものの、積極的に実施したいという人が多いのも納得できますね。
ただ、実は水泳に期待することのできるカロリー消費は以外に小さく、あまり体脂肪燃焼の役にはたってはくれないという事をご存知でしょうか。
最新の研究では、ダイエットのことを考えるのであれば水泳よりも優先順位の高い選択肢は他に沢山あることが明らかとなっています。今回は、水泳好きな人には少し申し訳ないのですが、水泳万能説、水泳神話を崩壊させるようなお話を少しさせて頂こうと思います!
水泳で消費するカロリーは?
一部の情報サイトなどでは水泳を1時間実施すると800kcal消費すると記載されています。800kcalというと体脂肪110g程の量になりますからこれは相当ダイエット効果が高いように思えますね。はたしてこれは事実なのでしょうか。
実際に、これくらいのカロリーを消費しようと考えると水泳の場合1分で50mのペースで1時間泳ぎ続ける必要があります。50m1分というのはかなり速いスピードですし、これを1時間続けることができる人というのは相当ハイレベルなアスリートだと言えます。なんたって1時間で50mプールを30往復するわけですからね。普段水泳をしている人からするとこれがどのくらい大変なことかイメージできるのではないでしょうか。
運動するなら筋トレを!
消費カロリーを増やし、ダイエットを成功させようと思うなら、そしてもっともっとかっこいい体を手に入れたいのならこれはもう筋トレをするしかありません。
筋トレを行うと当然筋肉が増えます。この筋肉はどんどん熱を発生させますから基礎代謝が向上し体脂肪が減りやすく、また増えにくい体質となるのです。筋肉が増えて体脂肪が減少するわけですから体脂肪率は急激に改善しお腹も割れてくるというわけです。
筋トレは短時間で済むのも魅力ですね。集中して実施すると1時間以内に体の大部分をオールアウトさせることができます。週に3日でもじゅうぶんな効果が見込めますしコスパは最高。アンチエイジング的にも筋トレ以上の生活習慣はありません。
有酸素運動の正しい取り入れ方
もしそれでも有酸素運動を取り入れたい、という人はどうすればいいのでしょうか。筋トレの弱点は心肺機能の強化があまり進まないという点にあります。心肺機能を強化したい人の場合はやはり有酸素運動も実施した方が良いのです。
有酸素運動は筋トレのあと、あまり心拍数が上がりすぎないレベルで30分程実施するのがちょうど良いでしょう。有酸素運動を激しく実施すると筋肉まで減ってしまうという悪影響があるのですが、心拍数が上がりすぎなければそのような心配はあまりありません。
まずは筋トレ優先。そして食事のカロリー量を体重×25kcal程にコントロールし、最低限の有酸素運動に留める。これが体作りの基本となるのです。