オヤジのボディメイク注意点!「皮のたるみ」について
- 2017/08/08
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痩せたはずなのに下腹部がぽっこり?
ぷよよんとした体に別れを告げるべく一生懸命頑張ったダイエット!かなり体脂肪は落ちたはずなのに…なぜか下腹部だけがぽっこりしてる?なぜ?!
もっともっと脂肪を落とさなきゃいけないのか…そうガックリと肩を落とす前に読んで頂きたいのが今回の記事です。
その下腹部のぽっこり。もしかしたら脂肪じゃないかもしれないんですよ!
皮のたるみ!どうしようもないの?
実はこの下腹部のぽっこりは脂肪ではない可能性があります。内蔵脂肪でも皮下脂肪でもない。では一体なんなのか…。それは皮膚なんですね。皮膚が余ると重力によって全体的に下に垂れてしまいます。その垂れた皮膚がお尻や骨盤に引っかかるような形になり、まるで下腹部がぽっこりしているように見えるのです。
脂肪ではないと聞いて安心する方もいるかもしれませんが、むしろ肌のたるみである方が問題としてはやっかいです。皮膚は脂肪のように簡単に減らしたり増やしたり、つまり縮めることができないからです。
解決法は2つ!「時間」と「筋トレ」だ!
皮のたるみを解消する方法は2つしかありません。もちろん外科的な処置以外で、ですね。
一つは「時間の経過を待つ」です。「なんだそりゃ!」と思われるかもしれませんが人間の肌は体に合わせてちゃんとサイズ調整してくれます。伸びた皮もある程度であれば時間をかけて縮んでくれるのです。気をつけなくてはいけないのは、過度な増量と減量を繰り返すと徐々に皮膚の適応力が失われてしまいたるんだ状態のまま固定してしまうという点です。
若い人(30代まで)であれば、10kg以上の増量と減量を数ヶ月おきに繰り返しても問題ありません。しかし40代以上になればその幅は10kg以内におさめるべきですし、50代以上になれば可能な限り5kg以下の振り幅にしておくべきです。
初めてダイエットに成功し、肌のたるみを感じている人はなるべく長く体型の維持期を設定するようにしましょう。いきなり急激に増量してしまうとまた皮膚が伸びてしまいます。
2つ目の解決法も王道です。それは「上半身の筋肉を増やし皮膚を張らせる」という方法。皮膚は一枚でずーっと繋がっています。筋肉のようにセパレートしていませんから腹部だけでなく、背部、肩、胸などの体幹部の筋肉量が増えれば結果的に皮膚が張ることになります。
体脂肪をなるべく増やさずに筋肉量だけを増やそうとするわけですからリーンバルクな食生活を心がける必要があります。脂質の少ない動物性タンパク質を食事の中心に据え、炭水化物量を1日150g前後にコントロールします。トレーニングは上半身は筋肥大重視、下半身はカロリー勝利量を稼ぐために低重量高レップで頻度を多めに実施しましょう。
私自身、下腹部の肌のたるみには一時期悩まされた経験がありますがそれも1シーズンだけでした。秋から翌年の春にかけて腹筋と背筋のボリュームアップを中心にトレーニングを行い、あまり体脂肪を増やさなかったため問題はすぐに解決したのです。
肌のたるみは必ず改善します。皆さんも私とともに頑張りましょう!