硬結?コンディショニング?筋トレ後のケアの重要性

  • 2017/06/18
  • ボディメイク
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  • 加藤薩樹
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筋トレ後のケアを怠ると筋肉が固まる!

筋トレ後のケアを怠ると筋肉が固まる

筋トレが終わった後というのは疲労困憊でもう何もしたくないですよね。せいぜいプロテインを飲んでシャワーを浴びるのが精一杯。熱心にトレーニングされている方であればあるほど筋トレ後の「筋肉のケア」にまで手が回っていないのではないでしょうか。

筋肉はトレーニング後、収縮したままの状態となっています。通常はこの収縮状態から徐々に回復し、48時間程で普通に緩んだ状態へと戻るわけですが、栄養状態や加齢という要素が加わるとなかなか筋肉が元に戻らず、収縮したまま固まってしまう事があるのです。

「硬結」を防ぐためには「コンディショニング」という考え方が重要

この、筋肉が部分的に固まってしまう事を「硬結」と呼び、これはちょっとやそっとでは完全に治すことは難しいのです。硬結は放置しておくと徐々にその周辺の筋肉を巻き込んでしまい、範囲が広がっていく可能性があります。すると力も発揮できなくなりますし、トレーニングフォームも崩れてしまいます。こうなると別の筋肉や関節へと負担が掛かってしまい「怪我の連鎖」が起きてしまうのです。

この恐ろしい「硬結」を防ぐためには「コンディショニング」という考え方が重要であり、筋トレ後に効果的なストレッチを実施するのが最善の方法です。ストレッチ自体は数分で終わる簡単なものですから、今回はそのコツだけでも覚えて明日からの筋トレに活かして頂ければと思います。

 

硬結を防ぐ簡単ストレッチとは

硬結を防ぐ簡単ストレッチとは

硬結を未然に予防するためのストレッチの基本は「伸ばす」と「捻る」です。その日トレーニングした部位の筋肉を繊維に沿って真っ直ぐ伸ばし、伸ばした状態から少しだけ左右に捻る。この動きが硬結を防ぐためのコンディショニングストレッチなのです。

ポイントとしては静的ストレッチとして行う、という点ですね。以前、トレーニング前のストレッチは筋肉を動かしながら行う動的(ダイナミック)ストレッチで、という内容をご紹介しましたが、筋トレ後のストレッチはその逆でグーッとと筋肉を伸ばした状態のまま3秒間静止する静的ストレッチが良いのです。

コンディショニングストレッチはあまり力は入れずに、優しくソフトに行います。じわーっと疲労が抜けていくイメージを頭に浮かべるのも大切です。

 

筋膜リリース用ローラーとセットでね♪

筋肉を鍛えつつ柔軟性を高める

硬結という言葉は何やら難しいイメージがありますが、それを防ぐためのコンディショニング方法(ストレッチ方法)はさほど難しいものではない事がご理解頂けたかと思います。多少面倒くさいですけど本当に筋肉が固まってしまったらそれを治すのはとても難しくなります。

我々オヤジ世代の人間は特に関節も固くなりがちですから、筋肉を鍛えつつ柔軟性を高めることでアンチエイジングにも直結します。今回ご紹介したコンディショニングストレッチと、以前ご紹介した筋膜リリースを併せて活用して頂ければ筋トレ後のケアはバッチリと言えるでしょう。筋肉そのものも、そして筋膜や関節もじっくりほぐす事で、疲労回復を大幅に促進することが可能です。

この記事の作者

加藤薩樹
加藤薩樹
フィットネス関連の記事をメインに執筆させて頂いております加藤と申します。トレーニングテクニックやサプリメント等々、全て自分で実践しハッキリと効果を体感できた情報だけを皆様とシェアしていきたいと考えております。 体が変われば心まで変わります。そしてハッキリ言ってモテるようになります!私の記事が皆様の充実したオヤジライフの一助となれば幸いです。宜しくお願い致します。
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