スクワットから始める1週間!嬉しい効果とテクニックを解説します
- 2017/03/10
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一週間の始まりはスクワットから!
皆さんは一週間のスタートをどんな種目から始めていますか?あまり負荷の掛からない腕のトレーニングから始めるという人や、大好きなベンチプレスからスタートする、という人が多いようですね。
しかし、実は一週間の一発目のトレーニングは「スクワット」が絶対にオススメなのです。これはもう皆さんに是非とも実践して頂きたいですね。
スクワットはほとんどのトレーニーにとって最も負荷が厳しい種目だと思います。しかし、スクワットを行うと、全身のテストステロン値がグッと向上することが科学的に明らかとなっているのです。つまり、週の始めにスクワットを実施すると、その後の一週間のトレーニングがどの種目においてもかなりアグレッシブに攻めきる事ができるようになるというわけです。テストステロンは筋トレへの集中力とやる気をアップさせ、筋肥大効果も高めてくれますからね。
実際に米国のプロビルダーも、まずはスクワットからトレーニングを始める人が多いようですね。上半身のボリュームについつい注目してしまいがちですが、実は海外ビルダーは脚トレを非常に大切にしているのです。
変わり種スクワット二種類で脚部を超強化!
それでは次に、より効率よくスクワットの重量を向上させるためのちょっと変わったスクワットをご紹介しましょう。
まず、一種目目はポーズスクワットです。これはボトム位置の手前、膝が屈曲仕切る直前に一秒間だけ動きを止め、その後爆発的に立ち上がるという方法です。伸張反射を使わずに純粋な筋力のみで重量を持ち上げるため、筋肉を効率よく発達させることができるのです。
伸張反射というのは、関節が最大限曲がるとそれに反発するために、バネのような力が無意識のうちに発生する事を言います。この伸張反射を使ってしまうと筋肉に掛かるべき負荷が若干逃げてしまうんですね。
次にオススメしたいのはアンダーソンスクワットです。通常のスクワットはバーベルを担ぎ、立った状態から動作がスタートしますが、このアンダーソンスクワットは、バーベルをラックの低い位置に置き、膝を曲げて屈んだ状態からスタートします。
このアンダーソンスクワットもやはり伸張反射が全く使われないためにかなりキツイ種目と言えますがその効果は抜群です。MAX重量の60%くらいの重量でこのアンダーソンスクワットを何度も何度も行うと翌日はとんでもない筋肉痛に襲われること間違い無しなのです。
漢ならフルスクワットだろ!
バーベルを担いだスクワットはパワーリフティング競技の一つでもあり、ベンチプレスと並んで「重さを競う」種目と言えます。そのため、自分の本来の能力以上に重い重量を担ぎ、あまり深くしゃがみこまない「ハーフスクワット」や「クォータースクワット」を行っている人を多く見かけます。
意図的にハーフやクォーターでスクワットをしているのであれば構わないのですが、もし本当に効率よく大腿四頭筋やハムストリングス、大殿筋を鍛えたいと思うのであればフルスクワットにこだわるべきです。
おそらくハーフで150kgを担げる人でもフルでは130kgすら危ういのではないでしょうか。もしかすると120kgが挙がらないかもしれません。しかし、それでも刺激の強さや筋肥大の効果はフルスクワットの方に軍配が上がるのです。これは実際に両方を何度も試してみた私が保証します。
というわけで、「漢ならフルスクワットだろ!」と声を大にして言いたいと思います。一週間はスクワットから始めましょう!そしてもちろんフルスクワットで深く深くしゃがみこむのです!