マイナーだけど目立つ!絶対に鍛えたい前鋸筋とは?

  • 2016/12/17
  • ボディメイク
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  • 加藤薩樹
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シェイプされた筋肉を効率よく演出する!

体作りは一朝一夕では出来ません。厚着の季節の内に、その下にある肉体をしっかり鍛えあげるからこそ夏にたっぷりと優越感に浸れるわけです。

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さて、格好いい体というのは立体感が不可欠です。筋肉のカットがハッキリ分かり、とにかくゴツゴツした体の方が脂肪がばっちり削ぎ落とされているように見えるんですね。つまり、本当に脂肪をしっかり減らしたとしても筋肉があまりない状態ではキレと迫力が不足しているわけです。

体に迫力を出すためだけであれば肩・胸・背筋の三ヶ所を中心に筋肥大させていけばよいのですが、キレまで手に入れようとするとちょっと工夫が必要になります。つまり体の細かい部分まで手を抜かずに鍛える努力がいるわけです。

特に忘れて欲しくないのが「前鋸筋」です。名前すら聞いたことがないという人もいるかと思いますが「ぜんきょきん」と読みます。

この前鋸筋は肋骨に沿うようにして腹斜筋の上部から広背筋までを繋ぐように存在します。この前鋸筋がくっきり見えていると「明らかに一般人とは違う感」を強く演出することができるのです。

 

前鋸筋と腹斜筋上部で「ミリミリ感」を出そう

前鋸筋とセットで鍛えておきたいのは腹斜筋ですね。腹直筋正面のシックスパックから、腹斜筋上部、そして前鋸筋と筋肉のカットは次第に細かくなり「ミリミリ」とした見た目になります。これが女性からすると最高にセクシーなわけです。

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腹斜筋の鍛え方は多くの人が既にご存知だと思います。捻りながらのクランチやチンニング台にぶら下がっての「ワイパー」ですね。とにかく腹筋上部に捻りを加えられれば鍛えることができます。

しかし、難しいのが前鋸筋です。前鋸筋は前述した通り、肋骨に沿うようくっついていますので関節を曲げ伸ばしして屈伸させることができないのです。

 

前鋸筋の鍛え方はこれだ!

解剖学的には前鋸筋は「肩甲骨を前に突き出す動作によって収縮する」とされています。肩甲骨を前に突き出す動作など普通の人は日常生活でまずやることはありません。ですからこの前鋸筋はほとんど鍛えられる事がないわけです。

肩甲骨を前に突き出す動きとして一番ピンポイントなのは「プランク」です。本来は腹筋を鍛えるための種目で、腕立伏せのポジションから肘を90度に曲げ、つま先と前腕で体を支える運動です。

このプランクの姿勢から肩甲骨を動かして体を上下に動かしましょう。他の関節は全て固定されているので、肩甲骨だけをピンポイントで動かしやすいはずです。体を上へ持ち上げる際に前鋸筋の収縮を感じることができれば成功です。

また、トレーニング用チューブを使っても前鋸筋を鍛えることができます。前鋸筋は別名「ボクサー筋」とも呼ばれています。つまり、拳を前に突き出してパンチをするような動きでも刺激を与えることができるわけです。

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そこで、チューブを肩程の高さに引っ掛け、チューブの肩側を握りながらパンチを出します。この時肋骨を少し捻りながら、肩甲骨を前に押し出す感じで動作できれば効率よく前鋸筋に刺激が入ります。

前鋸筋のトレーニングは慣れるまではかなり難しいと思います。軽い負荷で徐々に神経系を発達させ、マッスルコントロールが出来るようにさえなればスピーディーに前鋸筋を肥大させられるでしょう。

この記事の作者

加藤薩樹
加藤薩樹
フィットネス関連の記事をメインに執筆させて頂いております加藤と申します。トレーニングテクニックやサプリメント等々、全て自分で実践しハッキリと効果を体感できた情報だけを皆様とシェアしていきたいと考えております。 体が変われば心まで変わります。そしてハッキリ言ってモテるようになります!私の記事が皆様の充実したオヤジライフの一助となれば幸いです。宜しくお願い致します。
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