ワキや足の体臭予防に今からできること
- 2017/04/22
- ボディメイク
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春から夏にかけての汗対策
気温が上がり、汗が気になる季節になりました。この時期には、汗ジミが目立つグレーやカーキ色の服は避けた方が無難ですよね。でも、ずっと着ていたコートをようやく脱げて、ファッションも楽しみたいところ。そこで、今のうちに汗や臭い対策をして、体質に左右されない自分の好きな服を着てみませんか。
体のニオイで悩みの多い、ワキと足について、それぞれの対処法をお教えします。
目立つワキ汗にはボトックス
ワキ汗が酷い人は制汗剤を利用しているかと思いますが、それで満足のいく結果が出ていますでしょうか。おそらく多くの人が物足りないと感じているはずです。もし、25歳になる前からワキ汗が目立っていたり、週に1回以上多くの汗をかいたり、両脇で同じくらいの量の汗をかくような人であれば、制汗剤よりも効果の高いボトックスを保険診療として受けられる可能性があります。
ボトックスは、以前は顔などのシワを目立たなくするために利用されていましたが、自由診療でワキ汗にも利用されるようになり、そして今では保険が使えるようになりました。治療方法は、溶かしたボトックスを注射器に入れ、1回につき少量ずつ、片方のワキに50回ほど打っていきます。ボトックスの効果は注射後1週間ほどから4か月ほど継続します。保険診療の場合、連続して打つことができず、4か月~6か月に1回の治療が目安になります。
ちなみに、自由診療の場合には、麻酔クリームを塗ってから注射になるので、痛みはほとんどありませんが、保険診療の場合、保冷剤などでワキを冷やして、皮膚の感覚を鈍らせてから注射するのがほとんどです。両ワキで100回打ったとして、100回とも強い痛みを感じるわけではありませんが、部分的に痛みが強く感じることもあります。また、針を抜く瞬間に皮膚が引っ張られ、気持ち悪く感じることもあるかと思いますが、注射は両ワキで10分程度で済むので、少しの間の辛抱です。
足の汗とニオイ対策
靴を履いて歩くと、ほんの10分程度であっても汗をかきます。雑菌と汗が混じると、強烈なニオイが生じるので工夫が必要です。まず、靴の中は雑菌がたくさんいるので、2足以上用意して、毎日交換しましょう。靴を脱いだあとは消臭・除菌スプレーをすることをお勧めします。そして、紫外線に当てることで、雑菌は減るので、ベランダ等に出して置くとよいでしょう。ただし、本来であれば靴は陰干しをするものであり、直射日光に当てることは避けるべきです。1日出しっぱなしにするのではなく、紫外線の強い時間帯に1時間ほど出したら、あとは陰干しにすると安心です。
そして、靴下は綿製品で可能であれば5本指ソックスを選ぶことをお勧めします。このような靴下はしっかり汗を吸い取ってくれるので、ある程度ニオイを抑えることができます。帰宅後に靴下を脱いだあと、足のニオイが気になれば、お風呂場に直行しましょう。足浴用のバケツなどを用意して、お湯を入れ、一度石鹸で洗った足を浸します。単に足を洗うだけだと、なかなかニオイは取れませんが、お湯に足を浸すとニオイが取れやすくなり、さらに血行が良くなるので、新陳代謝も上がり、少しずつ足のニオイが軽減されていきます。