ホエイやソイはもう古い?最新プロテイン事情!
- 2018/07/25
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プロテイン新時代の幕開け?
プロテインといえばホエイやカゼインなど、牛乳から抽出された物というイメージが強いですよね。あるいはソイプロテインのように大豆由来のタンパク質も一般的です。
ところが最近では、牛乳や大豆以外の食品を原材料とした新しいプロテインが次々と開発されているのです。
今回は「新しい物好きなオヤジ」のために、最先端なニューカマープロテインをご紹介していきましょう。
究極のプロテイン?ビーフプロテイン
そもそもタンパク質の摂取源として最有力なのは肉。特に牛肉といえば栄養価が高く、値段面さえクリアできれば多くの人が最優先に選択したい食材だと言えるでしょう。
この牛肉からタンパク質を抽出し、プロテイン粉末化したのがビーフプロテインです。
ビーフプロテインはホエイプロテインやカゼインプロテインに比べてクレアチンの含有量がとても多いという特徴があり、ボディビルディングチャンピオンも愛用しているという事で急激に人気が高まっています。
ビーフプロテインはまだとても新しいプロテインであり、味や泡立ち面で微妙だという評価も多いようです。
ただし、これらの細かな問題点はこれから少しずつクリアされるでしょうからビーフプロテインの人気はどんどん高まると考えられるのです。
他にも卵のタンパク質を使ったエッグプロテインも徐々にトレーニーの間では浸透し始めています。こちらも味の面でまだまだ課題があるようですが、さらなる製品改良を望みたいですね。
植物系プロテインにもいろいろな種類が!
植物系プロテインといえばソイプロテインが最もポピュラーですね。大豆といえば畑のお肉と呼ばれるほどタンパク質が豊富。価格も安いことから特に女性には人気となっています。大豆イソフラボンによる健康効果も期待できますしね。
このように、これまでソイの一強状態となっていた植物系プロテイン市場にも最近はたくさんのニューフェイスが登場しています。
中でも注目されているのはピープロテイン。ピーとはご存知ピーナッツの事であり、ソイよりもコクとまろやかさがあるとして既に一部で熱狂的なファンを獲得しているようです。
ピープロテインはソイと同じく豆類ですから栄養も豊富。今後、メジャーになればソイよりも安く製造することができるかもしれないということで、開発会社はかなり力を入れて売り込みを展開しているようです。
また、米から抽出したライスプロテインも一部で人気です。ライス=ヘルシーという先入観を持っている欧米人も多いようで、今後マーケットは拡大していくことが予想されます。
欧州では最近動物性の食べ物を全く摂取しないビーガンと呼ばれる人も増えています。これにあわせて今後は更にいろいろな植物系プロテインが登場することでしょう。
結局は質より量なのか?
というわけでホエイプロテインにカゼインプロテイン、ソイプロテインといったメジャーな製品以外にも、ビーフプロテインやエッグプロテイン、ピープロテインやライスプロテインといった様々なプロテインが登場していることをご紹介してきました。
それぞれ特徴はありますが、いずれにしてもタンパク質を効率よく手軽に摂取するためのものであることは間違いありません。ビーガンやベジタリアンの人以外であれば、純粋に自分の好みに会うものを選ぶのが良いでしょう。
確かにビーフプロテインには多くのクレアチンが入っていますし、植物系のプロテインには乳糖が含まれていませんからお腹を下す心配もありません。
ただ、基本的には体質的に合わない場合を除いては「量をたくさん摂れる事」を何よりも優先すべきです。つまり入手しやすさや値段、そして味ですね。
いろいろな角度の研究から、原則としてはプロテインは質よりも量を優先させるべきであるとの結果が得られています。今後、ホエイプロテインやソイプロテイン以上にリーズナブルで美味しいプロテインが登場すれば、プロテインのメインストリームも大きく変化するかもしれませんね。