さらば炭水化物、いらっしゃい動物脂肪とまで言ってしまえる理由
- 2017/09/28
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カロリーを減らせば痩せる訳ではない
これまではダイエットと言えば、長らく低カロリー食と有酸素運動の両輪が結束してこそ成功するものと思われてきました。
しかしながら、あえなく挫折する人の多さも呆れ返るほどいるのも事実だったのです。
これは肥満の原因の大きな勘違いによるものです。
それは肥満は余った食事で摂ったカロリーから運動で消費したカロリーを差し引いたカロリーが脂肪として蓄えられると言うものです。
ところが人体はそこまで単純では無くもっと複雑な体重調整システムが隠されているのです。
摂取カロリーが減ったくらいで簡単に痩せてしまうようなひ弱な身体にはなっていないのです。
これは長い飢餓時代の中で生命を維持するために育まれたものです。
ここではその中で肥満の大きな原因物質であるインスリンにスポットを当ててみました。
とにかく炭水化物はいけません
ついに松村邦夫まで豹変させてしまった事で話題となっているライザップのダイエットプランにも炭水化物は遮断されています。
炭水化物を敬遠している理由はこれです。のは
・インスリンを分泌させる
炭水化物は血糖値を上げるもので、血糖値が上がればこれを下げるためにインスリンが分泌されます。
インスリンは脂肪を蓄積させる酵素を活性化させ分解を抑制させるのです。
またインスリンはいったん上がると下げられやすいものでもあり血糖値も不安定になりがちとなるのです。
これがさらなる脂肪を蓄積させる刺激となってしまうのです。
さらには炭水化物は肝臓において糖分を脂肪へと変換させるともされています。
・満腹感が小さい
カロリーこそ低くても腹に抵抗なく入れられるのが炭水化物の特徴です。
ご飯、パン、ラーメン、うどん、そば等どれも一気にかきこめるでしょう。
淡白な気がするだけで食べ終わってしまえばかなりのカロリーを摂取してしまっているのです。
そしてそれがインスリンを一気に上昇させてしまっているのです。
動物脂肪は不当に悪者扱いをされてきた
人間は誕生してから延々と狩猟で捕獲した動物の肉や脂肪をエネルギー源としてきました。
そのため動物性の食物に対する適応性は高いのです。
それに比べて人間が炭水化物を摂取し始めたのはつい長い歴史の中ではほんの1万年に過ぎません。
・カロリーは高い物が良い
動物脂肪はカロリー的には大まかに炭水化物の倍くらいあるとされています。
エネルギー代謝を促進させるためにもカロリーは必要なのです。
カロリーは摂らなければ運動による減量にも期待が薄くなります。
・健康にも良い
食事の欧風化による悪玉コレステロールの健康への影響も指摘されてから卵等と共に敬遠されがちでもありました。
ですが健康の為にも動物脂肪はすすめられます。
食事を控えて空腹になったところで炭水化物では無駄に血糖値の上下動を激しくさせて脂肪を太らせるだけなのです。
苦しくてつらい思いをするよりも脂たっぷりの肉でもたらふく食っていた方がダイエットになるのです。