ダイエットでは最優先!インスリンレベルを低く保つ食事法とは

  • 2017/07/10
  • ボディメイク
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  • 加藤薩樹
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インスリンは「脂肪貯蔵ホルモン」だ!

インスリンは「脂肪貯蔵ホルモン」

今回はダイエットを最優先した目線からの血糖値やインスリンについて解説していきます。インスリンは「アナボリックホルモン」つまり、筋肉を増強する上でとても重要な存在ですが、同時に脂肪を貯蔵するホルモンでもあります。

つまり筋肉を増やすことと脂肪を落とすこと、その時どちらを優先しているかによってインスリンに対する付き合い方は大きく変化するわけです。これは言い換えると、筋トレにしろ、ダイエットにしろ、インスリンレベルをコントロールすることこそが最大の鍵である事を指し示しているわけですね。

インスリンは主に血糖値の上昇をトリガーとして膵臓から分泌されます。そして血中の栄養素を筋肉や脂肪細胞へと取り込み、血糖値を正常なレベルまで下げる役割を持っています。インスリンをコントロールし、ボディメイクにおける目的を最速で達成する方法を学びましょう。

 

鍵は炭水化物(糖質)の摂取方法

鍵は炭水化物(糖質)の摂取方法

血糖値を上げる物、といえば糖質ですね。脂質やタンパク質と並んで三大栄養素の一つとして数えられる炭水化物(糖質)ですが、他の二つと異なる最大のポイントが血糖値の上昇に直接起因するという点です。

つまり炭水化物の摂取方法を工夫することで血糖値を安定させ、そしてインスリンの分泌を必要最低限に抑えることができるわけです。インスリンは血糖値が一定レベル以下(110mg/dl)であれば大量に分泌されることはないとされています。ですから、炭水化物を一切摂取してはいけないというわけではありません。急激に血糖値を上昇させる物だけを避ければ良いのです。

この解決法として最も単純かつ効果的なのが「甘いお菓子とジュースをやめる」事です。女子にはつらいかもしれませんがオヤジの皆さんには是非我慢して頂きたいところです。
また、主食についてはGI値を意識してください。GI値とはグリセミックインデックスのことで、血糖値の上昇スピードの速さを指数化したものです。基本的に白米や食パン、うどん等、精製された白い主食はGIが極めて高いのです。逆に言えば玄米や全粒粉のパン、パスタ、オートミール等はGI値が低く血糖値をスパイクさせにくい主食品と言えます。

低GI値食品はエネルギーを体に長時間に渡って供給しつつインスリンを分泌させにくいという嬉しい特徴があるのです(ちょっと美味しくないかもしれませんけどね)。

 

食事時間をコントロールする

食事時間をコントロールする

「困難は分割せよ」とはよく使われる言葉ですが、糖質やインスリンコントロールも「食べる量」だけで立ち向かうのはなかなかの強敵だと言えます。そこでもう一つ切り口を加え、「食事時間」も上手く活用してみるというのはどうでしょうか。

食事時間、あるいは食事タイミングの工夫としては「食事回数を毎日6回~8回に増やす」というアプローチはとても効果的です。人間の体は食事を消化・吸収するという作業に対して意外な程大きなエネルギーを消費し、かつその最中は代謝が活発化するのです。ですから少ない回数で大量の物を食べるよりも、小分けにして少しずつ何回も食べた方が代謝レベルも血糖値も両方が安定するのです。

今回ご紹介した内容に、更に筋トレ向きのトレーニング前後の糖質摂取テクニックを加えると、よりアグレッシブなボディメイクが実践できます。

とりあえず、ダイエット目線で考えるなら「糖質の絶対量を落とし低GI食品を意識し食事回数を増やす」というのが最適解と言えるでしょう。

この記事の作者

加藤薩樹
加藤薩樹
フィットネス関連の記事をメインに執筆させて頂いております加藤と申します。トレーニングテクニックやサプリメント等々、全て自分で実践しハッキリと効果を体感できた情報だけを皆様とシェアしていきたいと考えております。 体が変われば心まで変わります。そしてハッキリ言ってモテるようになります!私の記事が皆様の充実したオヤジライフの一助となれば幸いです。宜しくお願い致します。
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