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ジャーニーを再評価すべきは、今なのではないか?

  • 2017/04/03
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WBC、皆さんご覧になられましたか?

かなりの盛り上がり見せたWBC。観戦していた方も多いのでは?

WBC、そうワールド・ベースボール・クラシックなのです。
野球という世界的に見たらマイナーなスポーツの大会を開く意義は? とか、アメリカでは誰も注目していない。とか、日本人メジャーリーガーで参加しているのが青木選手だけとか、更には青木、もっと活躍しろよ!! とか、まあ色々言われていた大会。

それでも今回は3位。準決勝のアメリカ戦の瞬間最高視聴率は、平日の午前中という悪条件にもかかわらず、20%越えをしたといいますから、まあ、それなりに盛り上がったといっていいのでしょう。まあ、どんな舞台でも変わらない菅野投手の勝ち運のなさ、というよりはアメリカの投手陣の初見殺しの具合には驚かされましたが。

 

そして、節々に流れるのはジャーニー!!

WBCのTBS中継で印象に残るJourneyのSeparate Ways。
さて、そんなWBCの中継。

地上派はTBS系列でおこなわれていたのですが、2009年の大会以来、テーマ曲として用いられているのがジャーニーの「Separate Ways」。
改めて聞くと、なかなかいい曲なのです。
イントロのキーボード使いといい、CM入り・開けに使われているスティーブ・ペリーの絶叫といい、スポーツ中継にピッタリ、テンションが上るという点では、映画ロッキーのテーマ、サバイバー「Eye of the tiger」と同格かもなのです。

このSeparate Waysがオープニングを飾る、1983年発売のアルバム「Frontiers」。
当時はマイケル・ジャクソンの「スリラー」がアホほど売れていたため、ビルボードのチャートの1位を飾ることはできませんでしたが、ずーっと2位。
通算セールスは600万枚以上という、文句なしのメガヒットアルバムなのです。

 

なぜ、ジャーニーは過小評価されているのか?

さて、そんなジャーニー。
今までにリリースしたオリジナル・アルバムは14枚、通算で7,500万枚の売上を誇る、掛け値なしのモンスターバンド。
しかしながら、日本での彼らの評価は残念ながら、高いものではありません。
なぜなのか? まあフロントマン、スティーブ・ペリーのルックスが今一つだったからとか、Separate Waysのミュージックビデオがとてつもなくダサいからとか色々理由はあるとは思うのですが、一番は「産業ロック」とカテゴライズされたから。

全盛期の80年代、音楽界に絶大な影響を持っていた評論家・渋谷陽一氏に「産業ロック」とレッテル貼りをされてしまったことにあるのではないかと思うのです。

 

産業ロック=悪であるという構図

なぜか過小評価されているJourney。
ジャーニー、フォリナー、TOTO、REOスピードワゴン……まるで工業製品が生み出されるように作られ、大ヒットする音楽を「ロックを今まで発展させてきたアバンギャルドさの欠片もない、動脈硬化を起こしたような音楽」と、渋谷氏は切り捨てました。

だから、当時の子どもたちは、そんな産業ロック=ジャーニー=ダサいものとして、心の奥底に封印し、もっとアバンギャルドな音楽……例えば、イギリスのインディーロックなどに夢中になっていきました。国内なら、ナゴムレコードなどインディー勢が注目を集めたりして。
そして、後のバンドブームの下地が作られていくのです。

 

踊らされて、誰かの養分になる毎日

しかし、オヤジとなった今ならばはっきりとわかるのですが、レコード会社がメジャーであろうとインディーであろうと産業であることには変わりありませんし、産業である以上、巨大な利潤をもたらすものが正義。
ジャーニーやレコード会社のスタッフたちが費やした努力は巨大なレコードセールスといった成功と利潤をもたらしたのですから、この事は決して唾棄すべきことではないのです。

そして、産業ロックとレッテル貼りをする一方で、「ロッキングオン」という出版会社を経営し、近年ではフェスティバルとの関わりで大成功している渋谷氏も、産業構造のど真ん中で成功を収めた大正義の一人なのです。

経済活動という大枠で見るならば、ジャーニーも渋谷氏も、両方とも大いなる勝者だったということ……ちっ!! 俺たちは踊らされていただけかい、とスティーブ・ペリーの絶叫を少々、苦々しく感じたりするのです。

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