やり過ぎは体に良くない?オナニーと「腎虚」の関係
- 2016/03/02
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男性はオナニーが大好きだから
男性にとって、自分で性器に刺激を与えて気持ちよくなる「オナニー」は、たとえ彼女や奥さんがいても止められないものです。ツボは心得ているし、好きな妄想で興奮できるし、何よりも相手に気遣うことなく快楽に没頭することができます。けれども、オナニーのやり過ぎは体に良くないとも言われています。その代表的な症状とされるのが「腎虚」です。
オナニーが「腎虚」を早めてしまう!?
漢方など東洋医学では、火・木・金・土・水といった「五行」の概念に基づいて臓器や体の機能をグループ分けしています。このうち水のグループに入るものを「腎」と言い、腎臓や副腎、膀胱、生殖器、耳、歯、骨などを含みます。これらのエネルギーが不足している状態を「虚」(逆は「実」)と言い、「腎虚」とは該当する臓器や機能の衰えを表します。
一般的に腎虚は「老化」によるエネルギーの低下で起こります。高齢になると耳が遠くなったり、歯や骨が脆くなったり、トイレが近くなるのも、東洋医学では老化による「腎虚」と考えられているのです。オナニーは腎のエネルギーを多量に放出するため、腎虚を早める可能性があると言われています。
目の下のクマでスケベがバレる?
腎虚になると「目の下のクマが濃くなる」という症状があり、「ヤリチンは目の下のクマが濃い」という説は、あながち間違ってはいないのです。腎のエネルギーを補うには、黒ごまやブドウなどの黒い食べ物、オクラや山芋のような粘りのある食べ物が、漢方薬なら八味地黄丸や六味地黄丸が良いとされています。
オナニーはエネルギーを消耗するから
腎虚に限らず、オナニーのやり過ぎは様々な弊害を引き起こす場合があります。エネルギーを放出するということは、その分だけ他のエネルギーが不足するのです。疲れやすくなったり、やる気が出ないなど、仕事に影響が出ることもあります。実際に一度のオナニーによる射精で約70kcalほどのエネルギーを消費するのです。
他にも、オナニーの刺激に慣れ過ぎて膣内で射精できなかったり、精子の量が減るなど実際のセックスに影響を及ぼしたり、ハゲの促進や皮脂の増加、肌荒れといった見た目の劣化など、男性にとっては深刻な問題を招きます。
適度なオナニーには欲望の発散による心身の安定や、生殖機能の維持などのメリットがありますが、何事もほどほどが肝心です。また、加齢によってエネルギーの回復にも時間がかかります。もしオナニーのやり過ぎによる疲労や虚脱感があれば、まずは回数を減らしてみましょう。