セックス恐怖症になる原因と解決策

過去の体験やコンプレックスなどが原因で「セックスが怖い」と感じるのは女性に限った話ではありません。
若い男性はもちろんのこと、30代以上のオヤジがセックス恐怖症に陥ることもあるのです。
なぜ、セックスが怖くなってしまうのか。その原因を探ると同時に、解決策を考えてみましょう。

 

原因①セックスで失敗したことがある

≪例≫
・初体験で早くイってしまった
・膣と間違えてアナルに挿入しそうになった
・失敗をパートナーに指摘された　等

人によっては笑ってすませられるハプニングであったとしても、本人にとっては大問題で、何年も何十年も引きずってしまうことがあります。
失敗を忘れられず「また同じ過ちを繰り返してしまうのではないか」と不安になり、セックスが怖くなってしまうのです。

 

原因②パートナーの性癖が偏っていた

≪例≫
・SMプレイを強要された
・スカトロ趣味があった　等

昔の彼女とのセックスがフラッシュバックして、新しい彼女とセックスできないと悩む男性もいます。
特に、偏ったセックス観や激しいプレイを経験してしまうと、普通のセックスさえも素直に楽しめなくなる恐れがあります。

 

原因③性的な恐怖体験

≪例≫
・無理矢理犯された
・電車で痴漢された
・性的虐待・いじめを受けていた　等

性的な暴行や嫌がらせでセックス恐怖症に陥るケースは、男性においても珍しいことではありません。
恋愛をすることはできてもセックスができない人もいれば、恋愛に対しても恐怖心を抱く人も少なくないのです。

 

原因④嫌悪感を抱いている

≪例≫
・セックスが汚い行為に思えてしまう
・妻に性的な魅力を感じない　等

嫌悪感を抱く対象がセックスなのか、パートナーなのかによって解決策が変わってきますが、どちらも深刻な悩みです。

 

原因⑤コンプレックス

≪例≫
・ペニスの大きさ
・勃起不全
・身長
・体つき
・アザ　等

「こんなペニスだから満足させてあげられない」「裸を見られたくない」等の理由でセックスが怖くなるケースもあります。

 

解決策①パートナーとの信頼関係を深める

パートナーとの信頼関係を築くことで、セックスに自信を持つことができ、恐怖心がなくなることがあります。
セックスへの恐怖心をパートナーに明かすのはとても勇気がいることですが、理解してもらうことで愛が深まることもあります。
信頼関係はあっても、パートナーの外見の変化等で性的な魅力を感じなくなった場合も同様に、1人で悩みを抱え込んだり、相手任せにせずに、2人で解決に取り組むことが大切です。

 

解決策②トラウマやコンプレックスと向き合う

トラウマやコンプレックスが根強い場合や悩みの原因をパートナーに明かしたくない場合、心療内科等の医師に相談したほうが良いケースもあります。
セックス恐怖症が原因でパートナーに振られると、新たなトラウマが生まれる恐れもあるため、カウンセリングを受けて解決に取り組むことをオススメします。

今のところトラウマやコンプレックスがないとしても、中年になってからの体験によってセックス恐怖症に陥るリスクはゼロではありません。
もし、セックスが怖くなったり、嫌悪感を覚えるようになったら、1人で悩まずにパートナーや専門医に相談しましょう。