2017年に行きたい関東三十六不動霊場会巡り

  • 2017/05/14
  • ライフスタイル・娯楽
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2017年は12年に一度の総開帳

2017年は12年に一度の総開帳です

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県にお住まいの方であれば、今年ぜひ挑戦してもらいたいのが関東三十六不動霊場会巡りです。2017年は不動様の12年に一度の総開帳ということで、複数回にわたってバスツアーを実施している会社もあります。

関東三十六不動霊場会には、神奈川県(発心の道場)に7つの寺院、東京都(修行の道場)に19の寺院、埼玉県(菩提の道場)に5つの寺院、千葉県(涅槃の道場)に5つの寺院があります。有名どころでは、『川崎大師』『成田山 深川不動堂』『髙尾山 薬王院』『成田山 新勝寺』などがあるので、今年に入ってからすでに足を運んでいる方も多いかと思います。

公式ホームページに巡拝モデルコースも紹介されていますが、1番から36番までを順番に回る必要もありませんし、何日間かに分けて回るのが一般的な方法です。また、歩いて巡る必要もないので、マイカーや自転車、観光バス、タクシー、バス・電車など自分にとって利便性の高い交通手段を使うことをお勧めします。(マイカーの場合は駐車場の有無や周辺の駐車場情報を調べておきましょう)

 

御朱印をいただく

御朱印帳を頂こう

御朱印はスタンプラリーではないので、寺院に到着後すぐに納経所に駆け込むようなことは控えましょう。まずは、手水舎で手と口を清め、次にお賽銭をしたりお経やご真言を唱えたりします。寺院にはたくさんの神様が祀られているので、時間の許す限り手を合わせると良いでしょう。

そして、拝礼を終えたら納経所に立ち寄ります。最初に訪れた寺院で関東三十六不動霊場会専用の差し込み式納経帖(1,300円)を手に入れ、御朱印(400円)をいただきます。総開帳の期間中は、不動明王の御尊影(白色)と童子のシールのほか、童子(色付き)の御尊影と散華シールが授与されます。童子の御尊影の色は、神奈川県が緑色、東京都が黄色、埼玉県が赤色、千葉県が青色となっています。また、すべての御朱印をいただけた方は別途『結願証(1,000円)』を授かることもできるので、36か所目となる寺院でお願いするのもお勧めです。

朱印の授与時間は、すべての寺院で朝9時から夕方の4時30分までとなっているので、時間に気を付けながら巡拝しましょう。もしギリギリになってしまいそうであれば無理はせず翌日以降に回るようにします。総開帳は年末まで行われているので、まだまだ焦る必要はありません。

 

酉年と不動様

酉年の方にとって不動様は守り本尊です。

酉年の方(昭和56年、44年、32年生まれなど)にとって不動様は守護本尊(守り本尊)です。守護本尊とはその人の一生を守る仏様のことですから、酉年の方はとくに関東三十六不動霊場会巡りをすることをお勧めします。

不動様には煩悩を打ち砕く力があり、不運な出来事が重なっているときなどにお詣りをすると良いといわれています。不動様の顔は怒りに満ちており、恐怖を感じることもあるかと思いますが、これは人々に向けられた顔ではなく、皆を苦しめる悪に対しての表情なのです。

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