冬のキャンプに必要なグッズ5つ
- 2017/03/07
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冬の単独テント泊は一度体験するとやみつきに?
キャンプというと、春や夏のイメージがありますが、昔から男性の間では「冬の単独キャンプ」も根強い人気があります。冬キャンプの魅力としては、「冷たくピリッとした空気が気持ち良い」「シーズン中と違ってキャンプをする人が少ないため、本格的な野営生活気分を味わえる」などがありますが、そもそもキャンプ場がどこも空いていることや、虫がいないことなどのメリットもあります。
冬キャンプとなると、次に気になるのが「装備や持ち物」です。基本的に冬の山やキャンプ地は気温がマイナスとなることが多く、相応の持ち物が必要となります。ここでは、男の単独冬キャンプに欠かせないグッズを紹介します。
冬用テント
まずは寒い冬山の夜にも使えるテントは必須品アイテムです。冬用テントの選び方としては、外面が「ウレタンコーティング」のものを選ぶことです。ウレタンコーティングが施されているテントは雨も通さず、風も通しません。また、テント内の床にも、ウレタンコーティングが施された「床用の防水シート」を敷きます。
もう一つ、冬用テントを選ぶ際に注意したいのが、出入り口がファスナータイプのものは避けることです。冬のキャンプでは、テント内と外気の温度差で、テントシートの内側が結露します。当然、ファスナー部分にも水滴が溜まりますが、吹雪や冷たい風が吹き付けることで、ファスナーが凍ってしまい開閉が出来なくなり、大変不便です。入口は紐で止めるタイプのテントを選ぶようにしましょう。
フライシート
テントの上にフライシートを被せることで、温度差による結露防止に役立ちます。フライシートは「アウターシート」と呼ばれることもあり、大抵の場合、テントに付属していますが、冬のキャンプに使用する場合は必ずフライシートが付属しているかどうかを確認しましょう。
冬用シュラフ
いわゆる寝袋です。最近では、シュラフも安価で高性能なものが増えてきており、5~6,000円程度のシュラフでも、冬のテント泊に十分耐えられる暖かさがあります。シュラフは、四角い封筒型シュラフと、ミノムシ型とがありますが、冬はミノムシ型の方が気密性や保温性に優れています。シュラフは冬のテント泊における快適さを左右する重要なアイテムなので慎重に選びましょう。
シュラフマット
基本的にテントの床は地面の上にシートが敷いてあるだけの状態なので、クッション性は期待できません。そこで、室内シートに加えて「シュラフマット」が欠かせないアイテムとなります。シュラフマットはやや厚めのレジャーシートですが、あるとないとでは寝心地に大きな差がでるうえ、底冷えや床からの湿気防止にも役立ちます。
暖房
そして、最後に欠かせないのが、「暖を取る」ためのアイテムです。車でキャンプ地に行くのであれば、自動車のAC電源やキャンプ場のAC電源が使えることを前提に「石油ファンヒーター」や「電気ストーブ」「ハロゲンヒーター」などの電化製品を持ち込むのもよいでしょう。電気毛布や電気カーペットをテントに持ち込む人もいます。また、電源不要の石油ストーブなら、AC電源がなくても使用できるため、おすすめですが、暖房器具には頼らず、テントの外でたき火をして、冬の野外を楽しむのも醍醐味です。
また、テント室内外の温度差が激しいと、テント内側が結露してしまうため、なるべくテント内は暖房器具よりも「服装で防寒対策する」という人もいます。
男性なら、イザというときのためにも、冬のキャンプを一度体験してみることをお勧めします。