新幹線エヴァンゲリオンプロジェクトをチェック
- 2016/08/12
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夏休みの長距離移動は500系エヴァで
夏休みの家族サービスで遠方へ行くのなら、往復の交通手段にも気を使わなければなりません。車で長距離移動するのは時間もかかるし疲れます。渋滞に巻き込まれでもしようものなら、家族からブーイングが起きるかも。おやじは辛いねぇという話です。
Piti Sirisriro / Shutterstock.com
そこで、移動手段は公共交通機関の利用がおすすめ。もし、新大阪から西がプランに含まれるなら、新幹線の利用を検討しましょう。
西日本旅客鉄道株式会社:JR西日本では、新幹線:エヴァンゲリオンプロジェクトを実施中です。ただ、移動するだけでなく、普段とは違う新幹線の旅を楽しむことができます。
20年以上前にアニメで話題になったという点で、あまりに小さい子供には何のことだかわからない可能性がありますが、それなりの年齢の子供であれば新世紀エヴァンゲリオンを知っている確率は高くなるでしょう。その人気は現在まで衰えることがないからです。
このプロジェクトの肝は、パープルを基調としたプロジェクトペイントされた500系新幹線車両です。これを500 TYPE EVAと呼びます。500 TYPE EVAは、車内の構造も一般の500系新幹線とは異なります。
まず、1号車がエヴェンゲリオンの展示スペースと実物大コクピット搭乗体験エリアになっている点が大きな違いです。また、車両内部ドアの造りとペイントもエヴァンゲリオンにちなんだものとなっています。各所に特殊な表示やペイントが施されているほか、座席配置も一部異なっています。
なかでも、2号車は全面エヴァンゲリオン風塗装で他の号車と明確に異なっています。
ちなみに、車内放送のジングルは、もちろん「残酷な天使のテーゼ」です。世界中でこの列車だけですね。
Piti Sirisriro / Shutterstock.com
500 TYPE EVAの運行は期間限定
1号車の展示スペースに入ると、案内係りのお姉さんが2人でお出迎えしてくれます。その際、ポストカードと500 TYPE EVAのガイドブックが無料で配布されます。お姉さんによっては記念撮影も可能ですので、手がすいているようなら声をかけてみると良いでしょう。
実物大コクピットの搭乗体験は小さいお子さんに受けそうですが、身長150cm以上が目安です。また、これだけは事前予約が必要ですので運行日を確認してセッテイングしてあげましょう。といっても、タイミングによっては体験している人を見ないこともありますので、狭き門とは限りません。
ちなみに、コクピットは1号車展示スペースの奥に仕切られた形で存在しています。事前予約が必要な点もあわせ、そこまで入っていかない人も多いようです。しかし、予約が必要なのは体験だけですので、ちょこっと実物を見てみる価値はあるでしょう。
この500 TYPE EVAは新大阪~博多間のこだま号として運用されています。2015.11.7の開始ですから、見た人乗った人も多いでしょうが、本数の少なさ故に存在を知らない人もまだまだ多いようです。
ラスト運行が2017.3の予定ですので、たっぷりと時間はあります。
ちなみに、この夏8月からの予定では、1日~7日・11日~30日・9月3日~19日・22日・24日~30の新大阪11:32発こだま741号博多行きが予定されています。
この編成は、同日のこだま730号6:36博多発新大阪行きの折り返し運転です。
さて、もし500 TYPE EVAに乗って行くところがないという場合、お子さんと一緒に写真を撮りに行くという手もあります。新大阪駅はもちろんのこと、途中の停車駅でもカメラを構えたファンが多数見受けられます。必ずしも撮り鉄ではなく、エヴァファンもいるでしょうし、滅多に見られないものだから撮影しておこうという人もいます。
Piti Sirisriro / Shutterstock.com
人気のスポットは停車時間の長い駅のようで、たとえば、兵庫県の相生駅などは普段の乗降客よりも多い人数のカメラマンが待ち構えています。
気軽に楽しめる夏休みのスポットとして500 TYPE EVAを活用しましょう。