底値はどこだ?大容量SSDが驚異的に安くなった
- 2018/06/05
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ほぼ2年ぶりの安値サイクルか
仕事上ヘビーに使い回すこともあって、PC周りの新製品は「買わなくても」逐一チェックするオジサン。
デスクトップ本体に関してはマカー(Mac)なので、次期「Mac Pro」が出るまで静観を決め込むことにしていますが、最近どうしても気になるパーツがあります。
それがSSDなんです。
いまSSDの価格動向がすんごいことになっています。
おととしくらいでしょうか、SSD市場は一時期底値を付けたことがあって、そのときに古いMacBookをSSDに換装しました。
ところがその後市場価格は急上昇し「このままいけば、デスクトップの中身HDDも換装できるかも」というオジサンの淡〜い期待は露と消え去りました。
しかし今、またその衝動が抑えきれなくなっています。
それはこの春突然、ある「衝撃プライス商品」を目にしたあの日から、ずっと続いています。
その名は Micron1100シリーズ2TB
▼Micron 1100シリーズSSD 2TB 2.5インチ SATA3 7mm厚 3DTLC BULK簡易パッケージ MTFDDAK2T0TBN-1AR1ZABYY
これが、そいつの正式名称です。
いま、こいつのセール価格が瞬間3万5千円台まで下がってきています。
ええ、一見して高い買い物ですよ。
けれどSSDという点とその2TBという容量を今一度よくご覧ください。
最近までSSD(SATA)の相場といえば、大手ブランドで256GBで7、8千円、512GBで1万4千円、1TBでも29,800円なんてものがほとんどでした。
ところがある日突然コイツが市場に現れ、ガラガラと価格相場全体を破壊し始めたんです。
そのおかげ?で今では他の最低価格帯も
→240GBで6千円台
→360GBで7千円台
→480GBで1万円ジャスト台
→1TBで2万円切り
となり、もう少量のSSDで我慢するメリットはなくなりつつあります。
また現在は、160GBとか640GBとか、昔にはなかった容量の刻み方をする製品もたくさん出ています。
ご面倒でもぜひGBあたりの単価を計算することをオススメしておきます。
HDD換装ブーム一巡後のSSD活用法
いまはPC自体がさほど売れる商品ではなくなってきましたし、最初からSSD(HDDとの共存含め)が設置されているPCがほとんどですから、一昔前の内臓HDDを換装するようなニーズは減っています。
本当はそれがSSDの良さを体感できる最も手っ取り早い方法なのですが、ここまで価格が下がったら、もっとアクティブにSSDの良さを楽しみたいものです。
そこで検討したいのがいよいよ「大容量データの保管場所」にSSDをあてること。
いまは個人でもスマホなどで撮った写真、動画をたくさん保有する時代。その吐き出し口、保管に頭を悩ますことはありませんか?
また趣味でそれらを編集するにしても、データ満載の数TBもあるHDDは挙動がモッサリして、呼んでも返事しない〜なんてことも。
人気ゲームのダウンロード容量も年々大きくなり、ヘタすると本体HDDの500GBなんてすぐに埋まるはず。
埋まってからでは、身動きが取りにくいのがゲーム機です。
物理的な格納庫であるHDDの「堅牢さ」は捨てがたいですが、以前に比べSSDも性能(SATAは速度ほぼ限界値)、安定性のアップが顕著。
我々が生きている間は書き込みをいくら繰り返しても蒸発しないくらい、使い勝手の良いストレージになりました。
HDDを最後の砦として残しつつ、速く見たい、速く動かしたいというアクティブな用途には、SSDを積極活用する時期に来ているようです。
もちろん以前買った小容量SSDを大容量SSDに(小容量は総じて速度が遅い)、または信頼の人気ブランドに交換するメリットも十分考えられます。
なにしろ、こういうデフレサイクルはいつ何時また潮が引くように去ってしまうかわかりませんので、今最新SSDを買って損はないことだけ、取り急ぎお伝えしておきます。