車の維持費って結局はこんなことにかかるのです!

  • 2018/08/27
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車そのものにかかる維持費

車は金食い虫だといわれることがあります。オヤジ世代なら聞いたことのある人も多いことでしょう。その理由は、とにかく維持費がかかることです。車が趣味でお金をかける人もいますが、そうではない人にも維持費はかかります。

それでは、車の維持費の中身とはどのようなものでしょうか? いままで車の維持費を考えたことがないというオヤジから、これから車を買おうというオヤジまで、この機会にチェックしておきましょう。

車そのものにかかる維持費

まずは、これがなくては車が動かないという直接的な維持費、車そのものにかかる維持費です。

・ガソリンや電気
車はエンジンなりモーターなりを動かして走ります。ガソリンエンジンにはガソリンが、電気自動車には電気が必要です。ハイブリッドカーなら両方必要になります。ガソリン車の場合、原油価格の変動で維持費に大きな違いが生じることがありますが、だからといって備蓄するわけにもいきません。減った分だけ給油することになります。

レギュラーガソリンがリッターあたり140円のときに60リットル給油すれば、8400円かかります。燃費がリッター14キロの車であれば、840キロ走行するための維持費です。仮に、毎日の通勤で片道20キロ、往復40キロ走るとするなら、21日分となります。休日が少なめの月ならちょうど一ヶ月分になるでしょう。

・オイルやタイヤなど
ガソリン以外にも消耗品にかかる維持費があります。オイルやタイヤなども頻繁ではないものの交換が必要であり、欠かせない維持費として計上されるものです。

・修繕費
車に不具合が生じれば、修繕する必要が生じます。ランプ切れなどは消耗品交換の範疇ともいえます。もっとも、ランプ切れで車が動かないわけではありません。その意味では、車そのものにかかる維持費ではなく、周辺の維持費ともいえそうです。

車そのものにかかる維持費

 

制度上の維持費

続いては、なくても車は動くものの、制度的にかけなければならない維持費です。

・駐車場代金
登録車の場合、車庫証明が必要となります。手続費用は一時的なものですが、駐車場を借りるとなれば毎月の代金が発生します。車庫を設けないで違法駐車するのは駄目です。金額は場所によって大きく異なります。東京都心なら月極で数万円なんてことも。田舎だと3000円程度で借りられたりしますが、多くは数千円から1万円の間に収まるのではないでしょうか。

・車検・点検整備費
まず、車の購入時に車検があります。これを初期費用と考えることもできますが、向こう3年間の維持費である事実も見逃せません。3年経過して2度目の車検を受ければ、あとは2年ごとに必要となる維持費です。登録車では、もろもろ合わせて10万円くらいはみておきたいところです。

また、車検とは別に法定点検があります。車検は最低基準の検査であり、法定点検は走行に支障がないかの確認だと考えればよいでしょう。ディーラー点検では1万円くらいを考えておきたいです。もちろん、不具合があればメンテ費用が発生します。

・税金
毎年4月1日の所有者には自動車税がかかります。また、車検の際には自動車重量税が必要です。税金は法律で定められたものであり、払わないと給与の差し押さえなどえらいことになります。

制度上の維持費

・保険
自賠責保険と任意の自動車保険には入っておかないといけません。現実には、任意保険に入っていない連中が少なくないようです。無保険で事故が起きればとんでもないことになってしまいます。自賠責では到底足りないケースも多いですが、その自賠責さえないこともあるため安心できません。

何かとお金がかかるのが車です。無保険・無車検・無整備で走り回るオヤジはそうそういないでしょうが、オーナーとしての責任はちゃんと果たさなくてはいけません。少なくとも、ここで確認した維持費はしっかりと負担しましょう。

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