車の運転が下手ならここを改善すると良い! ポイントを4つ紹介
- 2018/08/21
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車を選ぶなら、勝手知ったるモノを
久しぶりに再会した知り合いに、何気なく「車の調子はどう?」とたずねたところ、途端に浮かない顔になりました。「エアロが割れてさ……」。
彼はメルセデス・AMG「CLA・45・シューティングブレーク」に乗っていますが、あーやっぱりね。と私、アントニオ犬助は思ったのでした。
なぜなら彼が以前から乗っていたのは、BMW・XシリーズなどSUV系。シューティングブレイク、しかもAMGとなると車高が大きく違います。
決して運転が下手ではないはずの彼が、まるで下手クソのようにエアロを割ってしまったのは、乗り慣れない車高の車に乗ったから。修理代が高くついたと、しきりにこぼしていたのです。
もはや初心者でもないオヤジ連中が突然、運転下手の様になってしまうのは、こんな瞬間。
今までとちょっと違った車を購入しようと、変な色気を出したときです。
慣れない車に乗らない、これは運転が下手にならないためにも大切なことでしょう。
オプションを付ける=恥ではありません
また運転が下手にならないために、オプションをふんだんに付けるというのも大切なもの。
時々、後ろに大きなキズを付けた高級セダンを見かけたりするのですが、何とも痛ましいもの。そんな場合、大抵バックモニタが付いていなかったりするのです。
高級セダンを購入する財力があるならば、バックモニタやコーナーセンサーぐらい安いものだと思うのですが、なぜか彼らはそれらを付けないもの。聞けば、彼らはそれらの装備を付ける=恥と思いがち。自分の車の長さぐらい感覚で把握していないのは、カッコ悪いとすら思っているのです。
しかし、せっかくいいオプションが販売されているのは理由があるもの。
特に近年の車はデザイン上の理由からか、後部の視界がおぼつかないものが多数登場しています。
良い車ならば良い車ほど、キズはふさわしくないもの。
バックモニタもコーナーセンサーも、てんこ盛りで付けておけば「いい車乗っているのに、運転下手なんだ……」なんて思われることもなくなるでしょう。
キズが似合う車を選ぶのも一つの方法
また運転が下手でこすったり、ぶつけてばかりいるという人ならば、キズが似合う車を選択するという方法もあります。
例えば2014年に復活して話題になった、トヨタ・ランドクルーザーの70系。
正に全身ヘビーデューティ仕様といえる外観は、ピカピカの状態ほど似つかわしくないもの。ボディに多少のキズが入っていても味になりますし、クロカンが趣味の人なのかな? と思われても、運転が下手だとは思われません。
加えて100系や200系のランドクルーザーをイメージして購入したユーザーが、運転席に乗り込みにくいとか、乗り心地が悪いとか、うるさいとか、そんな理由で手放していますから、状態の良い中古車が出回っているというのも、プラスのポイントでしょう。
そんな高い車は購入できないというなら、スズキ・ジムニーはいかがでしょうか?
こちらもランクル70同様、ボロボロになればなるほど味わいが出る車。キズが似合うばかりか、年式が低くても全く問題がありません。
自分は世界一運転が下手だと考える
それらよりも最もオススメなのは、自身が運転が下手であるという自覚を持つということです。狭い道に入ってしまったらどの程度の余裕があるか、車を停めて自分の目で確かめるとか、すれ違いができないかもと思ったら、すぐにすれ違いができるところまでバックするとか。そもそも、狭い道に入らないということも必要でしょう。
大抵、運転が下手な人がトラブルを起こす直前には「まあ、いけるだろう」といった心境が働きます。しかし、こすってしまったり、ぶつけてしまうというのがお決まりのパターン。
まあ、いけるだろう。というケースは大抵、ダメであるということを自覚しなければなりません。
運転が下手ならば、下手らしく何度も下りて確認するとか、何度も切り返すとか、そんな開き直りが必要です。それを見て誰かに笑われるかもしれないとか、下手と思われるかもしれないとか、そんな見栄こそがトラブルのもと。いち早く捨ててしまうことが大切です。
「本番では世界一上手いと考える、練習のときには世界一下手と考える」こんなことをいったのはエリック・クラプトン氏なのですが、運転の場合は、常に世界一下手と考える。運転が下手な人って、そんなくらいがちょうどいいのではないでしょうか? 自戒を込めて……。