最近見かけるシエンタベースのタクシー!ほかにもタクシーに使用される車種って?
- 2018/07/01
- ライフスタイル・娯楽
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トヨタのJPN TAXI
タクシー業界に新しい波が押し寄せているといわれているのが、従来では考えられなかったような車種の活用です。
2017年、タクシー業界でもおなじみのトヨタが、JPN TAXIジャパンタクシーなるものを投入しました。このJPN TAXIジャパンタクシーとは、シエンタのプラットフォームを使ったタクシー専用の車両です。
真っ黒なボディカラーは大型セダンのタクシーと似ていますが、クルマの形状は完全に異なっています。行灯も目立ちにくいイメージが。そのため、JPN TAXIジャパンタクシーの存在を知らない人が見れば、到底タクシーとは思えないともいわれています。事実、このクルマには目もくれず、後続のコンフォートなど従来型のタクシーに手を挙げるユーザーもいるとか。
とはいうものの、JPN TAXIジャパンタクシーは東京都心部を中心に普及が進んでいるようです。天井が高く開放的なのにコンパクトといった、セダンタイプのクルマにはない利点があるため、今後も増えることは間違いなさそうな状況になっています。
ところで、なぜ長年にわたって同じような車種しかタクシーとして使用されてこなかったのに、いきなり異質な形状のクルマがタクシーとして登場したのかが気になります。
実は、タクシーとして使用できるクルマの細かい規制が撤廃されたのが発端です。ドアの面積が広くなければならないなどの寸法規制などがなくなったため、事実上、どのような車種でもタクシーにできなくはないという時代になりました。
しかし、少し変わったタクシーなら、規制があった当時から存在しています。それも含めて、タクシーに使用されている車種を見てみましょう。
一度は乗ってみたい車種もある
まず、自分で買うのは無理があるので、タクシーがあるなら乗ってみたいというオヤジも少なくないであろう車種。それがメルセデス・ベンツです。これ、車種というか、ブランドですね。ベンツのタクシーって、見たことありますか?
なかなか希少な存在のようで、滅多にお目にかかれないことも乗りたい気分を盛り上げてくれます。このカテゴリには、ベンツだけでなく、BMWやレクサスもありますよ。大手やそれなりの規模のタクシー会社が軒並み採用してくれれば、いつでも乗れそうなものです。
しかし、さすがにお高いベンツなどをまとめて導入するのは企業経営として考えたとき、無理がありますね。1台だけなら導入する意味も薄いでしょうし。もちろん、導入している大手もありますので、近くにあるオヤジは見に行くとよいでしょう。
そこで、個人タクシーがメインになるわけです。個人タクシーなら、その事業者は1台しか運行しないわけで、お目にかかれないのも仕方ありません。ベンツを導入できる個人タクシーも多くはないでしょう。見つけたら乗りましょう。また、マークXなんてのもあります。やはり、タクシー運転手さんも高級車の方がいいですよね。
高級車路線とは違いますが、先端を走る観点からプリウスもタクシー化されています。個人の街乗りや企業の社用者としても大人気のプリウスだけに、ベンツなどより見かける機会は多いです。客として乗る際も気を使わなくてよいかもしれません。個人タクシーとしても、「ベンツは無理だけどプリウスなら」ということで、導入のハードルは高くないもかも。
さて、JPN TAXIジャパンタクシー並みにタクシーらしからぬ概観を有している車種なら、アルファードやエルグランドといった大きなミニバンです。もっとも、福祉タクシーなどでは大きなクルマが活用されているため、珍しくはないかもしれませんね。
逆に、規制緩和の効果として、ちっちゃいタクシーの出現もあり得ます。少人数なら十分です。すでにノートなんかは活躍中とか。経済規模の小さい地方へ行けば、これからはコンパクトカーのタクシーが増えるのかもしれません。