今さら聞けないリコール!自分の車が対象だったらどうすればいいの?
- 2018/06/10
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車のリコール
ニュースで聞く言葉のひとつが「リコール」です。普段使わない言葉であり、実は意味を理解している人もいることでしょう。しかし、もし自分が使用している車がリコール対象車だったら一大事です。そのまま放っておくと、危険があるかもしれません。そこで今回は、車のリコールとはどんな意味があり、自分の車が対象だったときにはどんな対応をするべきなのか紹介していきましょう。
リコールとは何?
車におけるリコールとは、設計や製造段階で不具合が発見されたため、自動車メーカーが国土交通大臣に届出を行い回収・修理をするものです。リコールを行うことによって、事故やトラブルを未然に防ぐことができます。最近では、日産自動車とスバルが工場で無資格者による完成車検査が行われていたことが発覚し、リコールとなっています。また、過去には三菱自動車がリコール隠しを行い、大きな事件となっているのです。
自分の車がリコール対象だったら?
まず、自分の車がリコール対象だった場合、基本的には自動車メーカーからリコールの通知が届くのが一般的となっています。しかし、引っ越して住所の変更登録をしていない場合などには、リコールの通知が届かないこともあるので要注意です。リコール対象か心配な場合は、簡単に調べることができます。リコール対象か調べるときには、国土交通省の「リコール・不具合情報」にある「リコール情報検索」を利用するのがおすすめです。車名・型式・届出日を入力することで、簡単に自分の車がリコール対象か調べることができます。
リコール対象だった場合!
リコールの通知が届いたり、調べた結果自分の車がリコール対象だったりした場合、購入したディーラーや自動販売店に連絡をし、車を持っていくべきです。リコールなら、新車・中古車どちらの場合でも無償で修理してくれるため、お金の心配はありません。なかには、面倒くさいから修理を先延ばしにする方もいるでしょう。しかし、リコール対象なのにそのまま放置して使い続けていると、重大な不具合が起きる可能性があるので注意してください。基本的には、自分の車がリコール対象だった場合には、できるだけ早めに修理してもらうべきです。
車本体だけじゃないリコール
車のリコールと聞くと、車本体だけのイメージが強いと思います。しかし、車関連のリコールは車本体だけでなく、タイヤやチャイルドシート、エアバッグなども対象となっています。有名なのが、タカタ製エアバッグのリコールです。車本体以外でもリコールがある場合があるため、リコールの通知が届いた場合には、修理もしくは無償交換をしてもらいましょう。車本体のリコール同様、もしリコール対象だった場合には、できるだけ早く修理・無償交換をするべきです。
三菱自動車のリコール隠しとは?
車のリコールで忘れてはいけない事件が、三菱自動車のリコール隠しです。2000年に発覚し、さらに2004年にもリコール隠しをしていたことが発覚しました。これにより、三菱自動車の信頼は大きく失うことになり、販売台数も一気に激減したのです。このリコール隠しにより、死傷事故まで起きており、当時は大変話題になりました。リコール隠しは悪であり、今ではどの会社も行なっていないと信じたいものです。
まとめ
基本的に、自分の車がリコール対象だった場合、通知が届くので安心してください。
もし心配だったら、国土交通省のサイト「リコール・不具合情報」の「リコール情報検索」から簡単に調べることができます。
また、自分の車がリコール対象であることがわかったら、できるだけ早く修理してもらうべきです。修理しなければ、重大なトラブルになる可能性があるため、できるだけ早く修理するようにしましょう。