高級外車アウディの『クワトロ』って有名だけど実は・・・。
- 2018/04/13
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クワトロは紛らわしい?呼び名だった
アウディのクワトロと聞けば、「ああ、あの高級車ね」となんとなく応えてしまうオヤジは少なくないと思われます。実際に見たことはなくても、名前だけが有名になっているとさえいえるクルマですので、それも自然な流れでしょう。
アウディのクワトロ。一度は乗ってみたいと考えているオヤジも少なくないでしょうが、クワトロのどんなところがよさそうですか?
というよりも、本当にクワトロでいいんですか??
奥歯に物が挟まったような物言いで恐縮です。実は、知っているオヤジは知っていることですが、クワトロといっても他の車種のように一つの車種として認識できるクルマではないのです。
なぜ、このような複雑な話になるかといえば、単に「クワトロ」と呼ぶ場合、アウディの一車種としての「クワトロ」を指すこともあれば、アウディの4WDを指す言葉として使われることもあるためです。
つまり、アウディのクワトロがどうのこうのという場合、車種としてのクワトロの話なのか、アウディの4WD車の話なのか、そこだけでは区別がつきません。当初の車種としてのクワトロを指す場合はur-クワトロと呼ぶことで、4WD全般と区別することがあります。現在は、クワトロ名義のクルマの販売が終了しているため、多くが4WDのことを指すと考えて間違いないかもしれません。
現在、アウディジャパンの公式サイトで確認できる範囲では、名前にクワトロが付いているクルマとしては、A4とA6、それにA8に各ひとつ設定されています。A4では、A4オールロードクワトロ、A6では、A6オールロードクワトロです。そして、A8では、A8 L W12クワトロと名付けられています。
これがまたややこしいのですが、クワトロの名が付いていないクルマにも多くの「クワトロ」、つまり、4WD車があります。たとえば、アウディジャパンが取り扱っているA7ですが、A7 Sportbackの名で、名前のどこにもクワトロとは書かれていませんが、紛れもなく4WDです。
WEBだけでは混乱する?アウディクワトロ
日本国内で楽に(金額的な意味ではありません)アウディのクルマを買おうと思えば、アウディジャパン販売のルートを利用するのがよいでしょう。そして、その前にネットで下調べをして…。
と思ったら、ネットではどれがクワトロなのかがよくわかりません!
いや、A1から全モデルの詳細を当たればわかるのでしょう。その気力がないだけです。特定のモデルを指名でサイトを開くなら、なんなく調べられます。
また、サイト上部のA1から横に並んでいる各車種のページへ入って、詳細ページに飛べば、下部にデータインフォメーションを見るリンクがあります。データインフォメーションの表紙をめくると主要諸元表があるので、すぐにFWDかクワトロかがわかる仕組みです。
たとえば、表からはクワトロかどうかわからないA3の場合、5つあるタイプ(グレードと呼ぶべきか?)のうち、なんと3つがクワトロであることが判明しました!
逆にA1の場合は3つすべてがFWDとなっています。
さて、アウディのクワトロですが、オフロード車ではないモデルであっても、オフロード車と遜色のない走行性能を発揮してくれることで人気を得ているようです。アッサリ500万円、600万円と結構なお値段になるクルマですので、それくらいは当然だといえばそのとおりでしょうか。
とはいえ、アウディはクワトロ車だけのメーカーではありません。クワトロの名に隠れてはいますが、A1をはじめとするFWDのクルマたちも優秀な走行性能を持っていると評判です。A1なら300万円台前半というリーズナブルな価格ですので、ちょっとアウディに乗ってみたいというオヤジは、検討してみるとよいかもしれませんね。
お金ができたらアウディのクワトロに乗ってみたいオヤジです。