自動車保険で必要最低限の補償内容とは?付けておきたい特約3つを紹介
- 2018/03/01
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高い出費の自動車保険
自動車を運転する人は、誰でも事故をする可能性があります。自賠責保険に加入しているのは当たり前ですが、基本的には任意保険にも加入しておくべきです。自賠責保険でカバーしきれない部分を任意保険ならカバーすることができます。しかし、自動車保険は高いため、できるだけ補償を削りたいと思う人もいるでしょう。そこで知っておきたいのが、自動車保険の必要最低限の補償内容と付けておきたい特約についてです。今回は、自動車保険の必要最低限の補償内容や付けておいてほしい特約を紹介していきたいと思います。
必要最低限の補償内容
自動車保険の必要最低限の補償は、「対人賠償保険(無制限)」「対物賠償保険(無制限)」「人身傷害保険(無制限)」の3つとなっています。対人賠償保険・対物賠償保険は、事故をした際の相手への補償となっています。相手へのケガの治療費や慰謝料、車の修理費用などが対人賠償保険・対物賠償保険です。過去に数千万円~数億円請求されたケースがあるため、無制限にしておくのが最低限の補償となります。
また、人身傷害保険は、自分のケガが補償される保険となっています。ひき逃げされた際などでも補償されるので、加入しておくべき補償内容なのです。必要最低限の補償内容として、対人賠償保険・対物賠償保険・人身傷害保険の3つだけは挙げられるのです。
付けておきたい特約3つ
①弁護士費用特約
自動車保険で付けておきたい特約が弁護士特約です。交通事故に遭うと保険会社や相手本人と示談交渉や損害賠償請求をする必要があります。そんなときに弁護士を利用することで、スムーズに示談交渉や損害賠償請求をすることができます。弁護士費用特約を付けておけば、弁護士への相談料や示談交渉や損害賠償請求に必要な費用を保険会社が支払ってくれるのです。そのため、費用負担なしで弁護士へ依頼することができるのです。また、弁護士が示談交渉や損害賠償請求をすることで、慰謝料や賠償金がアップすることが多くなります。ですから、事故をしたときのことを考えて、弁護士特約を付けておくのがおすすめなのです。
②対物超過特約
対物超過特約もできれば付けておきたい特約となります。対物賠償保険に入っているので大丈夫だと思っている人が多いのですが、実は相手の自動車の時価額を超える修理費用については保険金が支払われません。そのため、超過分の修理費用をめぐってトラブルになることがあるのです。しかし、対物賠償保険を付けておけば、相手の自動車に時価額を超える修理費用が発生しても補償してもらえるので安心なのです。
③個人賠償責任特約
自動車保険に個人賠償責任特約を付けておくことで、普段の生活から安心です。自動車事故以外の日常生活の事故にも、個人賠償責任特約は対応しています。被保険者や家族が、他人をケガさせてしまったり、他人の財物に損害を与えたりした際に保険金で賠償することができるのです。そのため、個人賠償責任特約を付けておくことで、安心して普段の生活を送ることができるのです。
必要最低限の補償と特約のまとめ
自動車保険の必要最低限の補償内容としては、対人賠償保険・対物賠償保険・人身傷害保険の3つです。この3つは必ず補償内容に加えるようにしてください。また、事故に遭遇したときや普段の生活のことを考えると、弁護士特約・対物超過特約・個人賠償責任特約の3つを付けておくのがおすすめです。弁護士特約を付けておくことで、事故に遭遇したときスムーズに示談交渉や損害賠償請求をすることができ、慰謝料・賠償金をアップさせることができます。また、対物超過特約を付けておけば、相手の自動車に時価額を超える修理費用の補償をしてもらえます。さらに、個人賠償責任特約を付けておけば、普段の生活でケガをさせたり、他人の財物に損害を与えたりした際に補償されるのです。ぜひ、自動車保険は必要最低限の補償内容と3つの特約を付けておいてください。