トヨタも複数ブランド展開するミニバンの良さって正直なによ?
- 2018/01/10
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ミニバンにもいろいろある
いまや国内の自動車市場でひとつの地位を確立したともいえるミニバン。トップメーカーのトヨタでも複数のミニバンを展開しています。ミニバンがこれほどまでに支持をうけているのはなぜでしょうか?もちろん、ユーザーが良さを感じているからです。では、具体的になにがそんなに良いのでしょう。
そもそも、ミニバンという括りに入るクルマを並べてみると、結構な違いがあることがわかります。ミニバンという呼称自体が、小さなバンという曖昧なものであり、どこからどこまでがミニバンかという明確な定義があるわけではありません。メーカーがミニバンだと発表すれば、それはミニバンなのです。
ここで、トヨタのミニバンを確認しておきましょう。
2017年12月時点で、トヨタのホームページ上には9種類のミニバンが掲載されています。
・アルファード・ヴェルファイア・ヴォクシー・エスクァイア・エスティマ・エスティマハイブリッド・シエンタ・ノア・そして、ハイエースワゴンです。
トヨタ車を代表する車種のひとつであるアルファードと、これもトヨタの代名詞的なハイエースワゴン。この2つを見比べれば、かなりイメージが異なることがわかります。それでも、どちらもミニバンなのです。アルファードは7人乗りまたは8人乗りの大型高級乗用車であり、ハイエースワゴンはオヤジ的には「マイクロバス」を想起させるものです。もちろん、大きさがまったく違いますが、その形状だけを見れば似ています。
さて、このようなミニバンですが、その最大の特徴は多くの乗車定員を設定できることです。マイクロバスの乗車定員下限である11人に匹敵する10人が乗っても、定員が10人以下であるミニバンは普通免許で運転できます。
ミニバンのメリットあれこれ
また、一般的なセダンなどの5人乗りでは足りないものの、マイクロバス並みの定員はいらないからコンパクトなボディが欲しいというニーズにピッタリな点も7~8人乗りミニバンのメリットでしょう。7~8人も乗れれば、仲間内のお出かけにも重宝しますし、人間ではなく大荷物を移動させるときにも便利です。少人数でもグループでも使えるメリット。簡単にいえば、大は小を兼ねるという考え方だといえます。
普通車の中では車体が大きなミニバンには、走行時にどっしり感があり、運転席の位置が高いことから視界が良好でもあります。たとえば、強風が吹きつけたときなど、軽自動車だとハンドルをとられたり、車体が揺れたりすることがあります。ミニバンも車高が高いため、横風には弱そうに思えます。しかし、軽のようなことはありませんので、心配することもないです。
この車体の大きさは、直接的に安全性にもかかわってきます。クルマ同士の事故はもちろんのこと、自損事故であっても大きければ大きいほど助かる可能性が高くなると考えられます。普通車の中ではもっとも大きなボディを持っているといえるミニバンなら、いざというときの安心感があるというわけです。実際の安全性能については、ミニバンより優れたクルマもありますが、ミニバンユーザーの気持ちとしては、安全への評価が高いようです。
ミニバンの良さを総合的にみると、万能タイプのクルマであることが評価されているといえるでしょう。普段の街乗りから多人数での旅行やレジャーで荷物が多くても対応可能。ゆったり空間で疲れも少なく、事故のときにも耐えてくれそうな大きな車体です。各部で平均以上のポイントを取れそうなクルマであり、いろいろな用途が考えられるファミリーユースにピッタリです。スライドドアであることも、小さな子供からお年寄りまで便利に使えてファミリーに向いていますね。