あなたの愛車をイメチェン!地方版図柄入りナンバープレート導入
- 2018/01/03
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ナンバープレートも新時代に
オヤジの間でもひそかに浸透しているであろう、軽自動車のナンバープレートを黄色から白に変える裏技。ラグビーワールドカップの日本開催と東京オリンピック開催を祝して実施されている特別仕様のナンバープレートがそれです。
しかし、特別仕様はあくまでも特別なものであり、大会に興味のないオヤジには嬉しくないかもしれません。そこで!というわけでもないでしょうが、新しく「地方版図柄入りナンバープレート」が、今年秋にはお目見えすることになりました!
この地方版図柄入りナンバープレート、実際には地域振興や観光振興を目的とした広告効果に期待するものです。当たり前ですが、オヤジの思惑は関係ありませんね。導入スケジュールとしては、すでに申込みを終えており、今後今年7月頃にかけて審査が行われ、10月頃には交付を開始するものとなっています。
地方版図柄入りナンバープレートの見た目は、あくまでも一般のナンバープレートの背景に地域の特徴的な図柄が描かれているものとなります。各地域に1種類だけの運用なので、図柄を見ればどこの地域かが分かるようになるでしょう。ただし、将来的には同一地域で複数の図柄が登場する可能性を残しています。
また、この地方版図柄入りナンバープレートにも寄付金つきのものと寄付金なしのものが存在します。両者の違いは図柄の色彩で判別可能です。具体的には、寄付金つきがフルカラーで、寄付金なしがモノトーンという現金な?仕組みとなっています。
さらに、既存の地域名ではないご当地ナンバーの新設を希望する場合にも、自動的に地方版図柄入りナンバープレートを導入することになります。こちらのケースでは、平成32年度中に新ナンバープレートの交付が開始される予定です。
欲しくてももらえない可能性
地方版図柄入りナンバープレートは、あくまでも地域全体として導入するものです。2020特別仕様ナンバープレートなどは、国として制定したものであり、希望する国民(自動車ユーザー)はどこに住んでいようと、どこのナンバープレートであろうと、交付を受けることができました。しかし、地方版図柄入りナンバープレートでは、当該地域として導入する気がなければ、個人的にどんなに希望しても交付を受けることができません。
まず、その地域名に入っている市区町村すべてが同意することが求められています。地域住民・自動車ユーザーの総意に基づかなければ、地方版図柄入りナンバープレートを導入しても効果が期待できないからです。
さらに、地域として導入を決めたとしても、図柄の審査をクリアしなければなりません。不可となる条件を簡単に示すと以下のようになります。
・政党や政治団体、宗教に関するもの。
・特定企業の営利活動目的となるもの。
・個人や団体の名誉を毀損するもの。
・他人の権利を侵害するもの。
その他、細かく規定されています。ただし、国民的なコンセンサスが得られるものや地域住民に受け入れられているものであれば、宗教性や企業にかかわるものであっても認められる可能性があります。そこで思い浮かぶ企業はいくつかありますね。
いずれにしても、自分の地域が導入の手続をとっているかどうかがわからなければ、期待することもできません。地域名の適用エリアがどの範囲であれ、市区町村がかかわっていますので、気になるオヤジは市区町村に電話でもして確認してみましょう。
もし、導入しないという返事があったら、残念ですが今回は諦めてください。いや、諦められない!図柄はどんなものでも構わない!というオヤジは、導入を決めている地域の登録を考えることで解決します。
そこまでは考えないというオヤジは、次回があるかないかわからないものの、気長に待つこととしましょう。