教習所で習ったことを忘れていませんか？

自動車の運転免許を取得するために、公安委員会認定の自動車教習所で勉強したオヤジがほとんどだと思われます。教習所では、実技面での細かな指導に加え、基本的な交通ルールも座学で勉強します。これをやっておかないと、運転免許試験場でのペーパーテストに合格できません。

つまり、運転免許を持っているオヤジであれば、誰もが基本的な交通ルールを知っているはずです。ところが、実際には「あれ？なんだっけ」というオヤジが運転しています。忘れてしまったことは仕方ありませんが、そのままにしておくのはダメです。安全運転の為に交通ルールを復習してください！

（初歩の交通ルール）
・自動車は右側通行

・赤信号は止まれ、黄色信号は停止線で安全に止まれないときを除いて止まれ、青は走行することができる。
厳密にはもっと細かいですが、このくらいの理解なら問題ないでしょうか。赤は止まれ、黄色は注意して進め、青は進め！などど思っているオヤジは正しく理解できていません。

・道路標識に従う
青地に白の矢印が書いてある横長の看板？一方通行を示す標識ですが、知らないオヤジはいないはず。にもかかわらず、逆方向からやってくる車があります。一時停止の標識などは、陰に隠れて見えないこともありますが、いつも通っている道なら守ってください。駐停車禁止も守らないオヤジが結構います。場所によっては事故につながりやすいところもあるので、駐車場を探してください。

・緊急自動車が接近してきたら道を空ける
たまに邪魔をするアホがいますが、まったくもって論外です。

事故ったらそんなの守っていられないとはいえない

・制限速度をオーバーしてはならない
これ、守っているオヤジのほうが少ないかもしれません。流れに乗ってこそ安全運転だ！という反論もありますが、法の前では厳しい話です。そもそも、その流れがおかしいのです。スピードが出ている車の凶器性は格別でしょう。

・交差点での安全確認
信号が青でも周囲の様子は見ておきましょう。歩行者を巻き込むこともあります。

・方向指示器を適切に操作する
右前方を走る車がいきなりこちらの車線に入ってきてぶつかりそうになった！という経験はありませんか？ウインカーを出さずに進路を変えるのは暴走行為と同じです。

・飲酒運転・薬物運転・過労運転・スマホ運転どれもダメ
他人を巻き込むおそれが極めて高い危険な行為です。他3つと同様にSNS依存症のような人はハンドルを握ってはいけません。フロントガラス越しに下を向いている運転手が見えたらコワイですよ。

・煽らない
いま問題になっていることですが、安全運転義務の違反だけでなく、道路交通法上のその他の規定違反になることがあるうえ、刑法上の罪に問われることもあります。なにより、危険です。

さて、もっとたくさんありますが、後は各自で復習してください。運転は、免許などを揃えることと、計画を立てて体調を整えるところからはじまっているのです。もちろん、運行前の点検も重要です。交通の方法に関する教則などもネットで見られます。