おじさんにしかわからない、バブルの時には当たり前だったこと
- 2018/02/14
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バブルへGO!
日本中がどこか異様な熱気に覆われていた、バブル時代。
ヤジアップ読者にもまさにその時代を謳歌していたという人もいれば、子供だったのでよくわからなかったという人もいるでしょう。
一体あの時代は何だったのか。
ここでは、バブル時代当時では当たり前だったことをご紹介したいと思います。
タクシーが足りない
バブル期は、今よりも大幅なタクシー不足にありました。
なぜかと言いますと、好景気によりタクシーを利用する人の数が今よりも圧倒的に多かったからです。
満員電車を嫌って通勤のために利用している人もおり、タクシー界の市場規模は現代の二倍に迫るほどでした。
そのため、運転手が乗客を選ぶケースも珍しくなかったんだとか・・・。
超売り手市場
就活生が何十社と受けるのも珍しくはない、というか当たり前となっている現代。
その現代と比べて、バブル期は超売り手市場。
企業がこぞって人を集めている時代です。
会社が就活生や内定者を「接待」することもあり、クルージングパーティが催されたりもしました。
面接や説明会では交通費やタクシー券が支給され、まさに至れり尽くせり。
バブル世代を対象としたあるアンケートによりますと、就活時に受けた会社は1~5社が半数以上を占めたのだとか。
もしかしたら各企業の「おもてなし」を受けるために、あえて何十社も面接をした人もいたのかもしれませんね。
不景気と呼ばれるような時代になってから就活を始めた人にとっては、全くもって羨ましい話ではないでしょうか。
金利が凄い
バブル期は郵便局も銀行も金利が桁違い。
たとえば郵便局の10年定期は8%もあり、満額で預けたお金が倍になるほどでした。
言わば、100%勝てる投資とまで言っても過言ではないでしょう。
その点、現代は・・・言うまでもありませんね。
貯金より株やFXに手を出す個人が増えているのも、わかるような気がします。
公務員が不人気
ピカイチの安定感を誇り、就活でも大人気となっている公務員。
しかしバブル期当時は民間に条件の良い所が多かったため、現在ほどの人気はありませんでした。
当時あえて公務員を選んだ人には、その後のバブル崩壊を見て胸をなで下ろしていた人もいたでしょう。
経済がどうなろうとも、安定感抜群の公務員。
不景気になるほど人気が出る職業と言われるのも、頷ける話です。
アッシー君
現代では、死語になりつつある(なっている?)「アッシー」。
女の子を車で送り迎えする男性のことで、タクシー代わりに利用されていました。
一部の女性にとっては、そんなアッシー君の存在や人数がステータスになっていたこともあります。
これも当時の好景気ならではの現象で、それだけ車とお金を持っている男性が多かったことの裏返しと言えます。
現代では若者の車離れなんてことも言われていますが、バブル当時が異常過ぎだけなのかもしれません。
ジュリアナブーム
バブル期の象徴とも言える、ジュリアナブーム。
ボディコン姿で扇子を振り回すその姿は、今なおテレビで映し出されることがあります。
当時を知らない人にとっても、あの独特の熱気は映像だけで伝わってくるのではないでしょうか。
今でこそ異常に見えますが、バブル期当時はあれこそが最先端だったのです。
あのお立ち台で踊っていた女性の多くは、男性からの貢ぎ物で財布が要らなかったと言われています。
まとめ
バブル期と現代には、このような違いがあります。
「さとり世代」とも言われている現代の若者にとっては、異世界のようにも感じられるのかもしれません。
しかし間違い無く、バブルはこの日本に存在していた現象です。
いつか日本があの頃のような好景気を、そして熱気を取り戻す時が来るのかもしれません。