老けて見られたくない!男性も気になるシミ対策
- 2017/05/01
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男性のシミは40代になると急増します
ふと鏡を見た時に、濃い茶色や黒ずんだ「シミ」ができていたらショックでしょう。自分自身が気になるだけでなく、老けて見られるので、周りからの印象も悪くなってしまいます。営業や接客業には死活問題ですし、何よりも女性にモテなくなります。
逆に、まだ小さくて目立たないから安心だと油断してはいけません。実は色が薄いだけで、既にたくさんのシミができているかもしれないからです。早めに対策しなければ顔全体に広がってしまいます。
髭剃りが中年男性のシミを増やす?
男女問わず、人間の皮膚は紫外線を受けると、細胞が傷つかないようにするため、「メラノサイト」がメラニンを作って防御します。肌が黒くなれば紫外線の影響を受けづらくなるからです。ただし、紫外線を受ける量が多すぎると、すぐにはメラニンの生成が止まらず、しばらく肌が黒い状態が続きます。
本来であれば、メラニンは新陳代謝によって皮膚の表面に出て、やがて垢になってはがれ落ちます。けれども加齢やストレス、生活習慣などで新陳代謝のサイクルが乱れると、いつまでも皮膚の奥に残ったままになり、これがシミになります。
特に男性は髭剃りをするので、普段から皮膚の表面にある角質層が傷ついて乱れがちです。女性と違ってスキンケアの習慣もありません。それだけ女性よりも紫外線の影響を受けやすく、シミができやすいのです。
シミ対策にはスキンケアと新陳代謝
できてしまったシミを薄くするには、スキンケアでメラニンの生成を抑える有効成分を皮膚に与え、同時に新陳代謝を促すように働きかけます。例えばアルブチンやビタミンC誘導体、トラネキサム酸です。皮膚科や美容クリニックでは、さらに強力で刺激が強い「ハイドロキノン」を使います。
皮膚の新陳代謝を促すには、日頃のスキンケアで肌のコンディションを整えるのが大事です。そのためには朝と夜に泡洗顔で汚れを落とした後、化粧水で潤し、乳液でしっかり蓋をして水分が逃げないようにします。髭剃りには、できるだけ刺激が少ない電気シェーバーを使い、必ずアフターシェブローションなどで保湿します。
内側からのアプローチも必要です。食事には抗酸化作用があるビタミンC類を多めに摂り、夜は十分な睡眠を取ります。特に夜10時から2時までは「肌のゴールデンタイム」と言われるほど、肌の修復が促進されます。ストレスも解消されるでしょう。喫煙はビタミンCを壊し、皮膚を乾燥させるので、シミが気になるなら止めるべきです。出勤や外回りなど、外出時は必ず日焼け止めを使って紫外線をブロックしましょう。
そのシミはもしかしたら「肝斑」かも
シミだと思ってスキンケアしたのに、いつまでも治らないなら「肝斑(かんぱん)」の疑いがあります。肝斑とは、ホルモンバランスの乱れで起こるものです。基本的に30~40代の女性に多いですが、男性もなる場合があります。肝臓とは関係ありません。
普通のシミとの見分け方はできる場所と形です。肝斑は頬骨の辺りに左右対称で現れます。スキンケアでは効果がなく、治すにはトラネキサム酸の内服が必要です。ドラッグストアなどで薬剤師に相談してみましょう。