たかが耳かき、されど耳かき。あなどってはいけませんぞ
- 2016/09/07
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いろいろあります、耳かき用具
ドラッグストアやスーパーへ行くと、ちょっとびっくりすることがありますね。耳かき用品が多数多種類陳列されていることです。
耳かきといわれて思い浮かぶのは、ふつう、竹製の耳かきや綿棒でしょう。ところが、いまは大違い。先端がスクリュー状やループ状の耳かき、ノズルを耳穴に入れて耳垢を吸引する電動式など、それこそ目を白黒です。
それだけ、耳垢で悩んでいる人が多いということでしょうか。
耳垢には、体を守るはたらきもある
耳垢が気になる人は多いでしょうが、耳垢自体は悪いものとは一概にいえません。というのも、耳垢にはリゾチームという酵素が含まれています。これは、細菌の増殖を抑えるとともに、耳穴に潤いを与える効果もあります。
それだけではありません。耳垢には昆虫が嫌がる成分が含まれていて、耳の穴への昆虫の侵入を防ぐ効果があります。善玉・悪玉という区分でいえば、耳垢はあきらかに善玉なのです。耳垢の取りすぎはだから、耳のためによくないという言い方ができます。
放りっぱなしはやはり危険
それでも、耳垢を放っておくのはよくありません。数年取らないでいると、耳垢は耳穴をふさいでしまい、難聴などの原因になるからです。一度ふさがれてしまったら、 自力で除去するのは困難。耳鼻科で面倒みてもらう必要があります。
だから、耳垢を気にするのは、けっして悪いことではありません。
安全な用具で自分で処理する
ただし、あまりに気にしすぎて過剰に耳掃除をすると、耳の内側から出血したり、耳そのものを傷つけてしまうことがあります。では、どうするか。専門医へ行くと、内視鏡を耳に入れ、様子を見て、耳垢を掻き出す治療が受けられます。でも、毎日は無理でしょう。
となれば、解決策は1つ。できるだけ安全な耳かき用具を使って、自分で処理することです。この場合、たくさん出ている新型用具はメリットの反面デメリットも多く、結局は綿棒が一番といわれます。それも、ベビー用として売られている綿棒がいいのだとか。
専門医で受診してから、対策を
耳垢が気になる人は、まずは専門医で受診。そのあと、アドバイスに従って、日々のメンテナンスをするのがいいということでしょうか。