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大ヒットシャープペン、「オレンズネロ」とは?

  • 2017/04/04
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近年の作家先生の机に思うこと

作家先生の記念館などに足を運ぶと、たいてい一角に仕事場が再現されていているものです
作家先生の記念館などに足を運ぶと、たいてい一角に仕事場が再現されていているもの。

実際に使っていたという机に、執筆途中の原稿が広げられていたり、愛用のメガネやライターが置かれていたり。
そして、やっぱり中央に置かれているのは万年筆、ペン一本で数々の名作を生み出してきた作家先生。いかにも高価そうな舶来品、良い作品を生み出す人は、道具からこだわっていたのがよくわかります。

ところが近年は、いささか事情が違う様子。以前、村上春樹氏の仕事場の写真を見たのです。
すると万年筆が見当たらない……当たり前ですね、春樹氏はごく初期の頃から原稿の執筆にはPCを使用、とりわけMacの長年の愛用者。
筆記具を使うのは校正に訂正を入れるときぐらいのようで、数本の鉛筆が見つけられるだけでした。
今後、村上春樹記念館ができるようなことがあれば、液晶画面が鎮座した机が再現されることになるのでしょう。というか万年筆で執筆している先生なんて、今時いないですよね、何だか風情がなくなりました。

 

役割を終えた高級筆記具

そんな風に、筆記用具は次第に身の回りから用なしになりつつあります。

「ホテルのフロント、高価な万年筆を取り出してサインをしてみなよ。態度がいっぺんに変わるから」

人生の先達にそんなことを教えてもらったことがあるのですが、ステータスシンボルとして筆記用具が用いられていたのは随分昔の話。
それこそ、文豪の先生方が万年筆を愛用していた時代。
今や米国の大統領ですらサインペンを使うのですから、高級筆記具は過去の遺物となりつつあるのです。

 

実力を発揮し続ける、実用品としての筆記具

実力を発揮し続ける、実用品としての筆記具たち
一方で、すごいスピードで進化し続けるのが、実用品としての筆記用具。
三菱鉛筆「ジェットストリーム」のあの新次元ともいえるスムーズな書き味や、消せるボールペン、パイロットの「フリクション」の登場。
進化し切ったかに見える文房具の世界にまだ、進化の余地があったのか?! と驚かされ、日本の文房具メーカーに対する畏敬の念を新たにするのです。

そして、特筆すべきはそれら全てが非常に安価であること。
優れたツールが万人の力になるというならば、そんな思想が体現されているのが、日本の文房具の世界。
一本数100万円するというスイス「カランダッシュ(Caran d’Ache)」社の限定万年筆ですら、ジェットストリームの書き味には敵うまいなどと、思ってしまうのです。もちろん、比較する機会には今まで恵まれてはいませんが。

 

またもや画期的な「オレンズネロ」の登場

さて、そんな日本の文房具界を最近騒がせているのが1本のシャープペン。
それが、ぺんてる「オレンズネロ」。
いつまでも細い文字を書きたい、そんなシャープペンに対するユーザーへの回答として、しばらくは三菱鉛筆「クルトガ」の独壇場でした。
そこに勝負を挑んだのが、オレンズネロ。

「細い文字を書きたければ、細い芯を使えばいいじゃないの?」

そんな至極当たり前のことを、芯が折れないかつ、一回のノックで芯が出続けるという新機構にて実現しました。ですから、オレンズネロ使用芯の太さは0.2mmと0.3mm、通常は0.5mmですから、ここからして発想が新しいのです。

さて、これに飛びついたのがシャープペンのヘビーユーザーである中高生。
定価は税別3,000円という、やや高めの設定ながら店頭では常に品薄状態。
しょうがないからネットで買うか? などど思って楽天などを除いてみると、1万円とかいうプレミアが付いている始末です。

 

肝心の書き心地なのですが

オレンズネロの肝心の書き心地は?
さて、そんなオレンズネロ、肝心の書き心地なのですが……筆圧の高い私には合わなかったみたいでして……まあ、結果使わなかったとしても、しばらくなら転売も利きますでしょうから、店頭で見つけたらマストバイということで。

え、日頃適当なボールペンで済ましているオヤジには、シャーペンの使いどころなんかない?
えーっと、そこは中高生との会話のきっかけにでもしてもらえれば、もしくは、日本の製造業の底力に感嘆してもらえばと。

 

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