聞きなれない健康植物カンフェリア・ロットンダとは

カンフェリア・ロットンダは世界的な健康植物


カンフェリアと言うのは、生姜の一種です。
ショウガ科カンフェリア属ウコン類に属している多年生の植物です。
その優れた効能に今、注目を浴びています。
白ウコンと言えばイメージしやすいでしょう。
ウコンの中でも厳選されたウコンとされているのです。
このカンフェリアは、世界に50種類もありますが代表的なのものは以下のように4種類に分類されています。
その中にロットンダと言う種類があるのです。

・ロットンダ
天然に存在するカンフェリアです。
ポリフェノールの含有量が高く、カンフェリアの中で最もその効能に優れたものがあります。
その呼び名は世界各地でいろいろとあります。
ケンペフェリア・ロタンダあるいはケンペフェリア・ロトゥンダだったり微妙に違います。
原産地のインドネシアでは「Kunir Putih」、日本ではバンガジュツと全く違っていたりもします。
江戸時代にはコンチョロと呼ばれていて既に知られていたこともわかっています。

・アンガスティフォリア
天然には少ないロットンダを栽培種で増やしたものです。
天然物にはかないませんが、それでもかなりの薬効が認められています。

・ガランガ
中国など東アジアで漢方薬として広く認知されているものです。

・パンドレータ
薬としてではなく、主に香辛料として使われているものです。

 

イメージで捉えるカンフェリア・ロットンダ


カンフェリアと言うよりロットンダと言う方がインパクトのあるネーミングで覚えられつつあります。
「ロットンダでぶっ飛んだ」と覚えれば、元気の出るものらしいと思い込めたりもします。
見かけは、親株の周囲に小指の爪くらいの小さな株が密集するかのように付いています。
その一つ一つが小粒ながらいかにもパワフルに自己主張しているかのような様子からも活力に満ち溢れた成分を含んでいそうです。
この形状は長い乾季に耐えられるために工夫されたものです。
たくさんある子株にはでんぷんがぎっしりと詰め込まれ水分も併せて充填しているのです。
これによって、1年くらいの干ばつには耐えられるようになっているのです。
この驚異の生命力に「死なないウコン」として現地では良く知られています。
基本的に普通の生姜のように地下で主根茎で繋がっていて、それぞれから子根茎が伸びているスタイルです。
特徴的なのは、主根茎はざらざらしているのに子根茎はすべすべしているところと、葉の表面だけが緑色で裏は紫色をしているところです。

 

中身も濃いカンフェリア・ロットンダ


その見た目からもいかにも何かあると思わせぶりな容貌をしているこのカンフェリア・ロットンダは見かけ倒しでもありません。
成分的にもポリフェノールの豊富さを始めとしてミネラルなどの有効成分も確認されているところです。
どんな成分があってどういう効果をもたらすことが可能なのか、それも現在のところは研究中の分野も数多く残されています。
まさに今、あらゆる期待を担っている新しい健康植物として名乗りを挙げているのです。

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