こじれた夫婦関係を解消する最後の手段

男は他のことでストレス解消、女は友人に相談

夫婦関係がうまくいっていない場合、男性はあまり人に相談しないと言われています。女性であれば、「友人を誘って愚痴を聞いてもらう」など、日ごろからモヤモヤを外に吐き出す術身につけているケースもありますが、男性の場合、親しい友人に「最近、嫁とうまくいっていなくてさ」と、弱音を吐くと「じゃあ、飲みにいってパーっと騒いで忘れようぜ」といった具合に、愚痴る機会すらないというケースが多いのではないでしょうか。

そのためか、夫婦間の問題について、男性はあまり深く向き合っていないということも多く、友人に相談している分、女性の方が「問題に向き合っている」ということになります。この様な状態で顔を合せると必ず喧嘩になります。

 

 

自分の言い分と相手の言い分を把握するのは難しい

離婚寸前の夫婦関係では、既にお互い「何が原因だったのか」「自分のどこに非があるのか」など、客観的に見られなくなっている場合が多いものですが、いざ2人で冷静に話し合おうとしても、「ここで自分の主張を言い損ねたらダメだ」と言わんばかりに、結局は、言い合いになって終わってしまうことでしょう。

 

 

最後の手段はセラピー

こうした離婚寸前の夫婦でも、もしどちらかに「関係を修復したいと思う気持ち」が残っているのであれば、「夫婦セラピー」を受けることをおすすめします。セラピーと聞くと、心療内科や、トラウマの解消など、重いものをイメージしてしまいますが、実は、アメリカなどでは夫婦関係をよくするために2人でセラピーを受けるというのは一般的で、海外の映画などで「夫婦セラピー」のシーンを見たことがあるかもしれません。セラピーは、セラピストが2人の仲介役となり話を聞くので、2人だけでは見えなかった「それぞれの主張や喧嘩の原因」が明らかになることが多いのです。また、夫婦関係のこじれは一人で抱え込んでしまうことが多く、第三者に夫婦の状態をみてもらうという意味でも、こうした夫婦セラピーはとても有効です。

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