日本ではNGだけど世界では当たり前な夫婦の習慣

カップルでいられるための習慣は先進国に学べ


日本は男女間の振る舞いについては、古くからはしたない真似を人に見せてはいけないという習慣があります。
最近でこそ電車内で平気でベタベタしている若いカップルなども見受けられますが、それも若気のある時期に限られますし決してセンスが良いとも思えません。
そういうカップルに限ってすぐに永遠の別れを迎えたりもします。
せっかくそれくらいのカップルになれても、長く続けられるための習慣とは違うようです。
では外国ではどうなのか、男女関係についてはどうしても先進欧米諸国の状況を遠く後方から眺めてみることです。

 

夫婦が夫婦らしくあるために


・スキンシップが多い
外国では夫婦なのにスキンシップを取らないのは不自然に思われます。
公園を散歩するにしても手を繋いでいるのは当たり前です。
ベンチに座っていれば腕を組んでいたりもしています。
そんなにいつもくっついていては、うっとうしいのではないかと思うのが日本人です。
いつまでもいちゃいちゃしていないでもっと適当な距離を置くのが、正しい夫婦のあり方だともされてきたのです。
そして外国人は何といってもキスに慣れています。
挨拶がキスでもあるかのようにいつでもどこでもとでも言えるくらいに根付いている文化なのです。
日本人は基本的には誰も見ていない場面でなければしないものです。
それはあたかもセックスの一コマとの認識さえあるからでしょう。

・名前を呼ぶ
恋人時代は名前を呼び合っては仲の良さを確かめては満足していたかもしれませんが、それもいつしか昔話となるのが日本では普通です。
それが外国では結婚して子供が産まれてさらに物心ついてもそれでも延々と名前を呼び合っていられるのです。
日本人ならどこか恥ずかしく感じてしまいそうです。
でも、名前を呼ばなくなると「おい」とか「ねえ、ちょっと」とか、いかにも他人か会社の部下でも呼ぶような雰囲気にしかならないのです。
これも日本人の仕事好きが背景にあるのかもしれません。
夫婦なのにこれではいかにも殺伐とした関係ではないでしょうか。
子供が産まれた後なら一見、良さそうなのが「お父さん」「お母さん」ですが、これはもすっかり子供が生活の中心になってしまいます。

・「ありがとう」「ごめんなさい」を言い合う
客観的に見て夫婦でいられれば、お互い助けられることが多いものです。
それを当たり前のように感じて無反応でいるのも、日本人の悪い癖です。
感謝なんて当然しているからと、黙って阿吽の呼吸で理解し合うのが日本人の美徳なのかもしれません。
いつもの行動にいちいち「ありがとう」なんて特に男性の方からは言わないものです。
外国人は男性でもそれをはっきり言葉でアピールし合っているのです。
同じように「ごめんなさい」も平気で言ってます。
日本人はこれを言うと、自分の非を認めて立場が不利になるかとでも思っているのかもしれません。
外国人はあっさり自分の非を認めた方が立場が有利になるのを知っているかのようです。

 

もっとベタベタになろうではありませんか


結婚するまでは、今では日本人も外国人も男女間の振る舞いにそう変わりはなくなりました。
しかし結婚した後になると、生活の安定を図るために仕事を優先してしまうのが日本人の特徴と言えます。
さらに子供が産まれれば優先事項がさらに増えてしまうかのようです。
でもそこまで心配しなくても、仕事はすぐになくなったりはしませんし、子供だって勝手に大きくなるものです。
変に真面目に取り組む必要がどこにあるのか、あらためて外国人を見習って考え直す必要の方があるのではないでしょうか。
ちょっと感覚が変われば、どんなに年を取ってもいるだけで楽しくなれる夫婦でいられるのかもしれません。

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